風の時代に、なぜ風の声を聴くのか
こんにちは。
科戸ノ和魂風託宣師・透子です。
このブログをご覧くださり、ありがとうございます。
今、鑑定結果をお待ちくださっている方もいらっしゃるかもしれません。
鑑定書をお届けする前に、まずお伝えしたいことがあります。
それは、なぜ私が風を読むのかということ。
そして、なぜ今、風の声に耳を傾けることが大切なのかということです。
風の時代とは何でしょうか
最近、風の時代という言葉をよく耳にするようになりました。
形あるものを積み上げてきた時代から、
形のないものが人を動かす時代へ移っていく。
世の中では、そのように語られています。
時代はある日突然切り替わるものではありません。
季節が少しずつ移ろうように、社会もまたゆっくりと変化します。
この数年で世界が大きく変わったことを、
多くの方が実感しているのではないかと思います。
働き方。
人との繋がり方。
お金との向き合い方。
情報との付き合い方。
人生の優先順位。
かつて当たり前だったものが当たり前ではなくなり、新しい価値観が次々に生まれています。
まるで見えない風が時代そのものの向きを変えているように感じるのです。
土の時代が大切にしてきたもの
これまでは、土の時代と呼ばれてきました。
土は形があり、重く、動かず、目に見えるものです。
家・土地・財産。
肩書き・学歴・会社・資格。
安定した収入
これらは人生を支える大切なものです。
だから土の時代が悪かったという話ではありません。
実際に私たちは、その恩恵をたくさん受けて生きています。
ただ、時代が変わり始めた今、多くの人が気づき始めています。
形あるものを手に入れても不安は消えないこと。
周囲から羨ましがられても心が満たされるとは限らないこと。
頑張り続けても苦しさが残ること。
本当に人を支えるものは、目に見えるものだけではないということです。
風の時代が大切にするもの
風には形がありません。
掴むこともできません。
けれど確かに存在しています。
風の時代が大切にするのは、そんな見えないものです。
信頼・ご縁・感性
情報・知識
心の在り方・言葉
想い・直感
これらは数字では測れません。
しかし人生を大きく動かします。
実際に今の時代は、人との繋がりが人生を変えることも珍しくありません。
ひとつの出会い。
ひとつの言葉。
ひとつの発信。
それが未来の流れを変えることがあります。
見えないものが大きな力を持つ時代。
それが風の時代なのだと思います。
自由になったからこそ迷う時代
風の時代は自由の時代とも言われています。
昔よりも選択肢は増えました。
働き方も自由。
生き方も自由。
住む場所も自由。
結婚するもしないも自由。
副業も自由。
発信も自由。
けれど自由には迷いが伴います。
何が正解なのか分からない。
どれを選べばいいのか分からない。
自分が本当に望んでいるものが分からない。
そんな声を私は日々たくさん聞いています。
実は苦しみの原因が不幸ではなく、
選択肢の多さであることも少なくありません。
だからこそ今は、自分自身の風向きを知ることが大切なのです。
私が風を読む理由
私の名乗りにある「科戸(しなと)の風」は、
古くから神前で唱えられてきた大祓詞に出てくる言葉です。
幾重にも重なった雲を吹き放ち、朝夕の霧を吹き掃う風。
重なって留まったものを、通して流す風のことです。
私にとって風とは、ただの空気ではありません。
人の感情。人生の流れ。場に残る気配。言葉にならない本音。
それらすべてを含めて【風】と呼んでいます。
幼い頃、師は私を見て「この子は風を読む子だ」と言いました。
ご相談の文章を拝見するとき、私が最初に受け取るのは、
言葉よりも先に、その奥に流れている風です。
どこで流れが留まっているのか。なぜ留まり始めたのか。
お相手がいらっしゃるご相談であれば、その方の側にはどんな風が吹いているのか。
それを霊視で辿り、言葉にしてお届けするのが透子の鑑定です。
鑑定は未来を決めるためのものではありません
透子の鑑定は未来を断定するためのものではありません。
私は未来を固定されたものだとは考えていません。
人生には流れがあります。
追い風もあります。
向かい風もあります。
けれど、その風をどう使うかは本人次第です。
鑑定とは、今吹いている風を知ること。
無理をしている場所を知ること。
流れが滞っている場所を知ること。
そして少しでも楽に進める方向を見つけることです。
人生の舵を握るのは、いつでもご本人です。
私はその隣で風向きを伝える役割を担っているに過ぎません。
それでも歩けないほど疲れている人がいる
ここでひとつ大切なお話があります。
風向きが分かったら全員がすぐに歩き出せるわけではありません。
人生には、地図を渡されても動けない時期があります。
心が限界まで疲れている時。
長年自分を責め続けてきた時。
何度も傷つき、自信を失っている時。
強い不安に飲み込まれている時。
人間関係や恋愛で深く傷ついた時。
そのような状態では、どれだけ正しい答えを聞いても動けないことがあります。
これは意志が弱いからではありません。
心にも体にも回復が必要な時期があるからです。
骨折した人に走れと言えないように、心が疲弊している人に前向きになれと言うことはできません。
だから私は鑑定だけではなく、風を通して整えることを大切にしています。
祈りや風送りが力になる時
時々、自分で頑張らなければ意味がないのではないですか。
神仏に頼るのは甘えではないですか。
そう聞かれることがあります。
私は違うと思っています。
人は誰でも支えを必要とする時があります。
神社へ行くこと。
手を合わせること。
お守りを持つこと。
祈りの時間を持つこと。
それらは依存ではありません。
自分の心を整えるための行為です。
神仏は人生を代わりに生きてくれる存在ではありません。
願いを自動的に叶えてくれる魔法でもありません。
けれど、心を立て直す力になることがあります。
勇気を取り戻すきっかけになることがあります。
折れそうな心を支えてくれることがあります。
風送りや祈りも同じです。
それだけで人生が変わるわけではありません。
しかし、自力では抜け出せなくなっている状態を整える手助けになることがあります。
例えるなら、真っ暗な夜道に灯りをひとつ置くようなものです。
歩くのは本人です。
けれど灯りがあることで前へ進める人もいるのです。
本当に大切なのは依存ではなく自立です
私は誰かを依存させるために鑑定をしているわけではありません。
頼り続けていただくことが目的でもありません。
本当に目指しているのは、自分の足で歩ける状態を取り戻していただくことです。
その途中で、もう一度風向きを確かめたくなった時や、
しばらく隣で見ていてほしい時には、いつでも戻ってきてください。
鑑定は地図。
風送りは休息。
祈りは灯り。
そんなふうに私は考えています。
どれも主役ではありません。
主役は、いつでもあなた自身です。
最後に
今、あなたの人生にはどんな風が吹いているでしょうか。
追い風でしょうか。向かい風でしょうか。
心地よい爽風でしょうか。それとも耐え難い熱風でしょうか。
雨と共に行手を阻む暴風でしょうか。肌を切るような寒風でしょうか。
それとも風が止まったように感じているでしょうか。
どんな風にも意味があります。
そして、どんな風も永遠には続きません。
鑑定結果をお待ちいただく間、少しだけご自身の心に耳を傾けてみてください。
鑑定書が届きましたら、一度で全部を受け取ろうとなさらなくて大丈夫です。
読んで心に残ったこと、もう少し聞きたいと感じたことがあれば、
一言でもそのままお聞かせください。
そこからまた、風は動いていきます。
焦らなくて大丈夫です。
風は急かしません。
ただ静かに、これから進むべき方向を教えてくれます。
その風の声を届けること。
それが私、透子の役目だと思っています。
科戸ノ和魂風託宣師・透子