不揃いな粘土が魅せる形のない未来

記事
ビジネス・マーケティング
こんにちは!城間勝行です。

私たちは日々の暮らしの中で何事も最初から綺麗に整っている状態を好む傾向がある。
形がはっきりと決まっていて迷う余地がないほうが安心できるからかもしれない。
しかし粘土細工のように最初はただのぼんやりとした塊だったものが少しずつ形を変えていく過程には言葉にできない面白さがある。
ろくろの上で勢いよく回る粘土にそっと指を添えたとき思い描いていたものとは違う曲線が生まれることがある。
その偶発的な歪みこそがその作品だけの圧倒的な個性を生み出す瞬間なのだ。
仕事や日々のプロジェクトを進めるときも最初から完璧なゴールが見えているケースのほうがむしろ少ない。
むしろ最初はまったく形になっていない不確実な状態からスタートすることのほうが圧倒的に多い。
何が正解なのか分からない霧の中を手探りで進むような感覚に不安を覚えることもあるだろう。
だがその不完全な状態を恐れるのではなく目の前にある変化を面白がる視点を持つことが大切である。
粘土が指の圧力に応じて自由自在に表情を変えるように現実の状況も私たちの関わり方次第でいくらでも面白く変化していく。
計画通りにいかないからこそ予定調和ではない新しいアイデアや予想もしなかった感動が生まれるのだ。
私たちはもっと自分の中にある不器用さや思い通りにならない現実を受け入れてもいいのかもしれない。
きれいに整えられたレールの上をただ走るよりも自分の手で泥臭く形を作っていくほうがはるかに血肉になる。
今日という日もきっと予測できない出来事や思いがけない形との出会いが私たちを待っていることだろう。
完成された美しさにとらわれるのではなく日々刻々と変化していくプロセスそのものを愛していきたい。
不揃いな形を抱えたまま軽やかに一歩を踏み出すことでしか見えない景色がこの世界にはたくさん広がっている。
自分の手で未来をこねる楽しさを胸に今日も新しい一日をのびのびと味わい尽くしていこう。
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す