こんにちは!城間勝行です。
私たちは毎日の暮らしの中でいつも失敗のない完璧な選択をしようと心がけている。
何かを始める前に入念な準備をし少しのミスも犯さないようにと気を張って生きている。
しかし休日の朝にふと挑戦した自家製のパン作りが私のそんな固い思考を柔らかくほぐしてくれた。
レシピ通りに材料を量り生地をこねて発酵させたものの焼き上がったパンは左右非対称で少し不格好な形をしていた。
綺麗に膨らんだ部分もあれば少し縮こまった部分もありお店に並ぶような洗練された美しさとは程遠いものだった。
最初は少しがっかりしたが実際にちぎって食べてみると外側は香ばしく中はふんわりとしていて驚くほど美味しかったのである。
この体験を通じて私は形や見た目の整い具合ばかりを気にして肝心の中身や過程の本質を見失っていたことに気づかされた。
仕事や日々のプロジェクトにおいても最初から綺麗に整った状態を求めるあまり動き出すことをためらってしまうことがある。
だが多少不器用であっても自分の手で汗をかきながら形にしたものこそが周囲の心を動かす強い力を持っているのだ。
計画通りにいかない部分や少し歪んでしまった部分すらも自分だけの味わいとして愛せるようになると世界はもっと面白くなる。
効率や正解だけを追い求める生き方は確かにスマートかもしれないがそこにはどこか人間らしい温もりが欠けてしまうことがある。
不完全さを恐れずに自分の足で新しい一歩を踏み出すワクワク感をいつまでも大切に持ち続けたい。
今日という日が終わる前に自分の中にある不器用な情熱がどんな形を生み出したのか優しく振り返ってみよう。
誰かの真似をする必要などどこにもなく自分だけの等身大の歩幅で軽やかに毎日を味わい尽くしていきたい。
予測不可能な未来を不安がるのではなくどんな出来事が飛び出してくるのかを楽しみにするしなやかな心で日々を過ごそう。
自分の手で大地を踏みしめながらこれからも心温まる旅の続きをのびのびと歩んでいこう。