はじめて当方にご依頼予定の方、特に初めて本を出される方は必ずお読みください。
現在出品している「同人誌の表紙デザイン、装丁お手伝いします」サービスページの注意事項など、詳細な解説をまとめました。サービスページ内は文字数制限もあるのでなるべく簡潔に記述しているので、こちらではより細かく記載しております。状況により加筆・修正の可能性があります。
同人誌制作の知識は人それぞれなので、ご依頼いただいた方に都度の確認はしておりませんが「本当に何もわかりません」な方は何よりもまず、利用予定の印刷所マニュアルの把握を強くおすすめいたします。
【サービスの基本】
<基本セット>
・入稿用表紙データ(表1・4・背表紙)
・サンプル用JPGデータ
・修正…ラフ提出後二回(各2箇所)まで無料
・納期…10日前後(仕上がり次第)
<お取引の流れ>
1. 質問事項のご記入(要綱コピペで)・お見積もり
2. 見積もり後、ご購入
3. 質問事項を元にラフを提出(1〜2案)
4. ラフを元に修正/以降二回(各2箇所)まで可能
5. 正式納品。
6. 承諾・評価
サービスは同人誌の表紙制作を想定しています。表1・4・背表紙は一枚の画像での納品となるため必ずセットになりますが、プラスでトビラ/口絵のデザインなどをご依頼の際は別途オプション料金となります。
カバーのみを依頼したい、という場合はカバーオプションなし(基本料金)でお受けできます。ただしカバーは本体表紙より余裕を持たせた背幅(+2mm程度/印刷所による)のデータを作成する点にご留意ください。
表紙CMYKデータ/箔押しデータ/特色刷りデータなどの納品方法は「同一ファイル内別レイヤー」「トンボを合わせた別ファイルでの入稿」など印刷所によって異なります。こちらでも先方に合わせて作成しますが、必ず御自身でも把握してください。
基本セット+しおり+ポスターなど複数のご依頼がある場合は、納品予定日にすべてまとめて提出となります。正式納品で最終確認後、承諾を押してください。承諾いただいたデータはその時点で「取引終了」となります。こちらのミスを除き、納品後の修正は別途費用を頂戴します。
制作について
基本は「すべてお任せ」です。はじめのラフ案の作成は、いただいたテンプレート内の【必須モチーフ/作品のテイストやイメージ】【イメージカラー】
【タイトル】【あらすじ】を基準にイメージして作成します。これはお見積り時のものを使いますので、混乱や見落としを防ぐためその後のトークルームなどで追加することはご遠慮ください。
使用する画像に具体的なご希望がある場合は、事前に素材をご提供ください。(例:髪の長い女性と男性が雑踏を歩いている・季節は秋・昼間/明治時代の街並み・月がきれいな時期で夜の時間帯…etc)
ご提供のないままラフ案を作成し、イメージと違う…という場合はオプション加算での変更となってしまいます。また変更後も、イメージされているものと完全に合致する素材はおそらくご用意できませんのでご注意ください。
作品の解釈や見えるものは人それぞれです。ご依頼時の要綱に書かれていないものは読み取れませんし、イメージソングや参考文献をお知らせいただいても、ご依頼主様と当方との解釈や感じたことに差異が生じる点にご留意ください。
CLIP STUDIO PAINT EXでの作業をしております。デザインに使用するのはフリーの写真素材or未公開の自作素材が基本となりますので、写真をイラスト調に/グラフィカルに/等のご要望はお受けできない場合があります。
こちらの判断でそういったデザインで制作することはありますが、使用ソフトの機能上ご理解くださいませ。その場合は御自身で提供素材をご用意いただくことをおすすめします。
アマチュアが提供するサービスにつき、強いこだわりのある方は依頼を御遠慮ください。フルオーダーサービスではございませんので、完全に理想通りのものを納品するのは難しい点をご了承くださいませ。
こんな感じの本にしたい、というイメージがある時は簡単なイラスト、参考画像があると齟齬が生じにくいです。ただし完全な再現はできないことはご留意ください。また元となったものの模倣や、類似性のある制作物のご依頼はお断りします。
修正について
「ラフ提出時」にお伺いする修正点はカウントに含みません。ここで大体の完成形になりますので、その後の修正案提出後から<以降二回(各2箇所)>となります。
※以前は無制限でお受けしていたのですが、細かく7、8か所修正のご指示や五月雨式のご指示、「やっぱり修正前に戻します」等ございましたため、進行やほかのご依頼に支障をきたすため心苦しいですがこのようにさせていただきました。
※制限は作っていますが、大切なご本のご依頼ですしこちらの判断で上記以上の対応をする場合はあります。ただしこちらはイレギュラーですので、ルール内での対応が基本とし。
ラフ案提出後の文字の追加は場合により可能です。ただし全体のバランスが崩れてしまったり、デザインと統合済みで変更不可の場合もございますのでお見積り時に忘れずご記入をお願いいたします。またコピペにて使用しますので、テンプレートの誤字脱字にお気を付けください。
無料での修正はフォント変更や色味など一部の手直しです。ラフ段階で様々な加工や調整をしますので、ラフ案提出後のモチーフ追加、画像の差し替え等は全体の変更となるためオプション加算(3000円)となります。
上記変更の場合、イメージされているものを文字の説明だけで当方が把握できないとそれだけで修正回数を使い切ってしまいますので、必ず参考となるものをご提示ください。あらかじめ使ってほしい画像等がある場合はお見積り時に記載いただき、サービス購入後のラフ案作成前に提供をお願いいたします。
完全な作り直しは通常はご案内しておりませんが、余裕のあるスケジュールであれば、どうしてもの場合に限り別途9000円加算にて承ります。多重のお支払いをさせてしまうのも心苦しいので、ご依頼前に入れたい要素をまとめてからお見積りください。
特殊紙の使用等、特殊装丁について
あらすじや作品イメージに合わせた特殊紙のご相談があれば、利用予定の印刷所の常備紙を参考にできる限りでご提案いたします。ただしこの場合は「装丁の相談オプション」として2000円の加算となります。
装丁オプションのご予算も必ずお知らせください。どの印刷所もオプションが豊富で、やりたいことはお金を払えば大概のことができます。ただし費用も跳ね上がるためです。
仕様が決まり次第のラフ案作成となりますので、用紙や箔色・印刷所オプションのどれを盛り込みたいかなどがお決まりでない場合はこの相談期間も見越して余裕のある納期をご指定ください。
また「どんな紙ですか」「どんな箔ですか」など簡単な説明はできますが、文字だけでは正しく伝わりませんので、こだわりたい場合はご利用予定の印刷所の見本類をあらかじめ取り寄せることをおすすめしています。
印刷所により、用紙によってPPが貼れない/ホログラム箔が使えないなどの制限があります。こちらもご自身でお調べください。
ちなみに、あまり知られていないですが表紙・本文問わずの常備以外の用紙や箔押し用ホイルは印刷所に相談すれば取り寄せ対応をしていただけることがあります。
必要最低部数があったり割高になる可能性もありますが、その点でも選択肢は膨大になりますので、あらかじめ「やりたい基本仕様」は決めておいた方がいいです。
しおり/オビ/ポスター/お品書き等のご依頼について
表紙の制作依頼をお受けした方のみの格安サービスとなります。基本は表紙に合わせたデザインにいたします。面積も小さく制限が多いことから「入れたい文字」「テイスト」など最小限のご指示・修正(一回)のみ可能となります。
ポスターは表紙の画像を引き延ばしてご希望ポスターサイズにはめ込みます。文字入れはサークル名・スペースが基本です(その他応相談)。
お品書きは必要な既刊の画像・文章などをご提供の上、印刷形式や解像度などをご指定ください。
はじめての本づくりをされる方へ
初心者さんウエルカムでサービスを販売しておりますが、同人誌を制作するにあたっての最低限についてはご自身でお調べください。当方はあくまで「本づくりのお手伝い」のサービスを行っており、作成するのは「あなたの」大切な一冊です。
必要限での説明やアドバイスはできますが、入稿作業をするのはご依頼主様ご自身となります。何も知らないままで表紙を作成し、入稿時に基礎知識のご理解がないまま躓いてもご依頼データ納品以降のお手伝いはお受けしておりません。
例えば箔押しや白印刷、トレペカバーなど特殊装丁でのご依頼があれば勿論お受けしますが、どう原稿を作成してどういう順序で入稿し、どう記入して発注をするか…という流れをご自身で理解していないと、正しく発注できず思っていた仕上がりで本をお手に取ることができなくなる可能性もあります。
最もご質問いただくのが「CMYKとRGB」の違いですが、こちらは印刷所によって異なる部分ですので必ずご自身でお調べください。「RGBで入稿してCMYK出力」「RGBで入稿してカレイド印刷」「CMYKのみ受け付け」など様々あり、オフセット/オンデマンドでも異なる場合があります。印刷形式を理解しないまま、印刷所の記載を見落として仕上がりに差異が出てしまう…というのも起こりうる可能性がありますのでご留意ください。
余談ですが…せっかくの本なのだから色々やってみたい!のお気持ちはすごくよくわかります。私もそうでした。でも何もわからない状態からトライアンドエラーで、誰も見たことのないような仕様に自力で辿り着く楽しさもありますし、このお話にはこれしかない!の組み合わせを見つけるのも醍醐味です。
たとえば私の場合、結構後になって透明箔の素晴らしさに気づきました。これはさまざまな箔色の仕上がりを知ったからこそだと思いますし、そういう意味でも、すべてを依頼するよりもまずはいろいろ触れることの楽しさも味わってほしいなと個人的には考えております。