先立つ不孝

先立つ不孝

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60代の従兄が急病で亡くなり、仏事は家族のみで済ませたとの情報をもらい、従兄の母である叔母に会いに行った。

久しぶりに会った88歳で一人暮らしの叔母は「息子がかわいそうだ」
「悲しい」「さみしい」と憔悴しきっていた。

二人兄弟の長男である従兄は、いろいろあって
実家とは長年疎遠だったらしい。
しかし最後の最期に従兄は実家に帰ると言い、
うけいれた叔母だった。

私にも息子たちがいるが、子の幸せあっての自分の幸せと感じている。
子ども一人でも先立つようなことがあれば・・
考えただけで涙があふれてくる。

「病気も死ぬのも、私が代わりたかった・・」
そういう言葉をきいて、叔母と一緒に泣いた。




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