私たちは日々の生活の中で、いつの間にか「本当の自分」を忘れてしまうことがあります。
優しさをくれるはずだった人に傷つけられたり、頑張りすぎて心がすり減ってしまったり──
そうして、少しずつ、心の奥にしまいこんでしまうのです。
「どうせ私なんて」「誰かの役に立たなきゃ、意味がない」「ちゃんとしなきゃ、愛されない」
そんな言葉が、気づかぬうちに自分自身を縛っていきます。
そして、本来あなたが持っていた“光”や“優しさ”さえも、まるで見えなくなってしまうことがあるのです。
でもね。
忘れているだけで、その光は消えてはいません。
あなたの中には、もともととても繊細で、とても優しいエネルギーが流れているのです。
誰かのために涙を流した日も、自分を奮い立たせて踏み出した一歩も、本当はすべて、“あなたの光”があったからできたこと。
疲れてしまって、傷ついて、「もう誰も信じられない」って思った夜も、その奥には、「信じたかった」「愛されたかった」「大切にされたい」という強くてまっすぐな願いが眠っていたはずです。
癒しとは、「忘れる」ことではありません。
癒しとは、「思い出す」ことです。
あなたが本当に望んでいたこと。
あなたが大切にしたかった感情。
そして、あなたが自分に与えたかった愛。
それをひとつずつ思い出していくことが、本来のあなたの“魂の声”につながるのです。
私がヒーリングの中でよく見かけるのは、「傷ついた経験を通して、自分の本質が曇ってしまった人たち」です。
でもそのたびに思うのです。“本質”とは、失われるものではない、と。
どれだけ心が荒れても、あなたの中にある「光」は決して消えません。
ただ、厚く覆ってしまった“痛み”や“思い込み”に隠れて見えなくなっているだけなのです。
だからこそ、今あなたができることは、少しずつ“優しくなること”です。
他人にではなく、自分自身に対して。
疲れた日は休んでもいい。
泣きたい日は泣いてもいい。
不安になる日があっても、責めなくていい。
そうやって自分の中の“声”に耳を澄まし始めたとき、あなたは、忘れていた“自分の優しさ”を思い出し始めます。
心の中に光を灯すのは、誰かからの評価や成功ではありません。
自分の内側にある“あたたかさ”と、もう一度つながることです。
あなたの中にずっとあったもの。
それは、優しさであり、光であり、ずっと「あなた自身を愛したかった」という、魂の願いそのものなのです◎