#kintone100日チャレンジ Day094:横断検索で終わらせない!選んだレコードを紐づけ保存する「スマートルックアップ」を組んでみた

#kintone100日チャレンジ Day094:横断検索で終わらせない!選んだレコードを紐づけ保存する「スマートルックアップ」を組んでみた

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IT・テクノロジー
面倒解決エンジニアの森田ユウゴです。
台湾からお届けする「#kintone100日チャレンジ」の94日目。

そういえば先日、kintone Days Global 2026の申し込みが始まりましたね。台湾在住の私はさっそく、Taipeiを申し込みました。

さて、本日のテーマは、複数アプリの情報を1レコードに集約したいkintone利用者向けの「スマートルックアップ」。横断検索そのものではなく、「見つけたレコードを、その場で選んで紐づけとして残す」構成に注目しました。

「スマートルックアップ」について

🎯 どんな課題に向き合ったか(現場の不とベネフィット)


現場の「不」: 顧客、案件、契約、問い合わせなどの情報が別々のアプリにあると、アプリを移動しながら検索し、URLや内容を手作業で転記することになります。参照先が増えるほど、検索漏れや転記ミスも起きやすくなります。

導入後の世界(ベネフィット): 1つの検索欄から複数アプリを横断検索し、必要なレコードをチェックするだけで、現在のレコードへ紐づけられます。詳細画面では紐づけ先へのリンクを一覧表示できるため、後から元データへ戻る導線も残せます。

💡 着想・こだわり

選択したレコードは、リンク先のアプリIDとレコードIDをサブテーブルに保存します。表示用の値は最大5項目まで一緒に保持できますが、元レコードへ移動するための識別子も残るため、単なる文字列のコピーで終わりません。作成・編集画面では検索と選択、詳細画面では紐づけ一覧とリンク表示、という役割分担です。

もう1つのこだわりは、検索対象アプリの1つで権限エラーなどが起きても、検索全体を失敗させないことです。最大10アプリへの検索を並行実行し、取得できたアプリの結果は表示したまま、失敗したアプリがあることだけを利用者へ知らせます。

✨ これで出来ること(機能概要)


まずはこちらをご覧ください。
複数アプリをまとめて検索: 設定した最大10個のアプリに対し、複数フィールドを対象にキーワードのlike検索を実行します。

チェックだけで紐づけ保存: 検索結果を選ぶと、アプリID・レコードIDと任意のコピー項目を保存用サブテーブルへ追加します。重複したレコードは追加しません。

設定作業も省力化: 保存用サブテーブルと最大5個のコピー枠は、設定画面から自動追加できます。対象アプリのフィールド情報を取得し、検索項目やコピー元候補を選べます。

課題

現時点では下記のような課題が残っています。

検索件数と検索方式に上限がある
1回の検索結果は各アプリ100件までです。また、あらかじめ設定したフィールドに対するlike検索なので、大量データを対象にした全文検索やページ送りが必要な運用には向きません。

PC画面のみの対応
対応範囲はPC版のレコード作成・編集・詳細画面です。モバイル、一覧画面、一覧のインライン編集には対応していません。

権限とフォーム構成の確認が必要
検索には各対象アプリの閲覧権限が必要です。専用テーブルの自動追加には配置先アプリの管理権限が必要で、追加後はアプリ設定の反映を待って画面を再読み込みする場合があります。

さいごに

#kintone100日チャレンジ として、2026年4月から毎日プラグインをバイブコーディングしています。明日もお楽しみに!

私森田ユウゴはココナラでkintoneに関する各種サービスを出品しております。


SIerの中でもインフラSEとして約10年、特に「運用保守」にはベンダーとして深く携わってきました。
作りっぱなしにしない導入やカスタマイズのご提案が可能です。
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