「もう諦めたほうがいいのかな」
そう思っているのに、心のどこかではまだ期待している。
忘れようとしても忘れられない。
離れたほうが楽だと分かっているのに、どうしても離れられない。
そんな気持ちを抱えていませんか?
恋愛であれば、連絡が来るのを待ち続けている。
曖昧な関係から抜け出せない。
別れた相手を忘れられない。
相手の気持ちが分からず、ずっと答えを探している。
「もうやめよう」と何度も思ったのに、少し優しくされたり、何かのきっかけで相手を思い出したりすると、また気持ちが戻ってしまう。
他にも、
今の仕事を続けるべきなのか。
転職するべきなのか。
この人との関係を続けるべきなのか。
離れるべきなのか。
今の道を信じるべきなのか。
別の人生を選ぶべきなのか。
人生には、ときどき「どちらを選んでも後悔しそう」
と思ってしまうほど、答えの出ない時期があります。
本当に知りたいのは「未来」だけでしょうか
迷っているとき、人は未来を知りたくなります。
「この人と一緒になれますか?」
「連絡は来ますか?」
「復縁できますか?」
「この仕事を続けて幸せになれますか?」
「転職したらうまくいきますか?」
もちろん、これからどうなっていくのかを知ることは大切です。
けれど私は、鑑定をするとき、未来だけではなく、
「なぜ、この方は今ここまで迷っているのだろう」という部分も大切に視ています。
なぜなら、同じ「諦められない」という気持ちでも、その奥にあるものは一人ひとり違うからです。
「手放せない=ご縁が強い」とは限りません
忘れられない人がいると、
「こんなに忘れられないのだから、きっと特別なご縁なのでは?」
と思うこともあるでしょう。
実際に、深いつながりを持つご縁もあります。
簡単には離れられない意味を持った出会いもあります。
けれど、
「手放せないから、ご縁がある」と単純に決めることはできません。
寂しさから離れられなくなっていることもあります。
「あの人に選ばれたかった」という気持ちが残っていることもあります。
幸せだった過去ではなく、
「叶わなかった未来」に執着していることもあります。
自分の価値を相手からの愛情によって確かめようとしている場合もあります。
逆に、まだそのご縁の中で気づくべきことや、受け取るべきものが残っている場合もあります。
表面だけを見れば、どれも同じ「忘れられない」です。
でも、その奥にある理由はまったく違うのです。
だから「諦める」「諦めない」だけで考えなくてもいいのです。
苦しくなるほど悩んでいると、
「諦めるか、待つか」
「続けるか、離れるか」
という二択で考えてしまいます。
けれど、その答えを出す前に、一度知ってほしいことがあります。
それは、「なぜ私は、これほどこのことに心を囚われているのだろう」
ということです。
そこが分からないまま無理に手放そうとしても、心だけが置いていかれてしまうことがあります。
反対に、ただ「ご縁を信じよう」と待ち続けることで、本当は進めるはずの人生を止めてしまうこともあります。
大切なのは、
無理に諦めることでも、根拠なく信じ続けることでもありません。
今のあなたの心、ご縁、そしてこれからの流れを知ったうえで、
「私はどうしたいのか」を見つけていくことなのです。
答えが出ないときは、心の奥で別の感情が動いていることがあります
たとえば、「彼を諦められません」というご相談の奥に、
本当は「彼を失うこと」ではなく、「また一人になること」への恐怖が隠れていることがあります。
「仕事を辞めるか決められません」という悩みの奥に、
仕事への未練ではなく、
「今まで頑張ってきた自分を否定したくない」という思いが隠れていることもあります。
人間関係でも、その人が必要だから離れられないのではなく、
「嫌われた自分を認めるのが怖い」という感情が残っている場合があります。
自分では、「私はこれについて悩んでいる」と思っていても、
深いところでは別のものに苦しんでいることがあるのです。
だから、いくら頭の中で考え続けても答えが出ません。
考える場所と、本当の原因がある場所が違うからです。
私が鑑定で大切にしていること
私は、
「○月に連絡が来ます」
「絶対に復縁できます」
という未来だけをお伝えするために鑑定をしているわけではありません。
未来は、今の流れや選択によって変わっていくものだからです。
だからこそ、今のお相手の気持ちやご縁、これからの流れだけではなく、
なぜ今あなたがここで苦しんでいるのか。
その部分まで深く視ていきます。
あなた自身が気づいていない感情。
繰り返している心の癖。
その人とのご縁があなたにもたらしているもの。
今の人生で向き合おうとしていること。
そして、この先どの方向へ進むことで、今の停滞から抜けていけるのか。
それらを一つずつ紐解いていくことで、「当たる・当たらない」だけではない、あなた自身のための答えが見えてくることがあります。
「待ったほうがいいですか?」と聞きたくなったときに
もし今、誰かからの連絡を待っているのなら。
誰かの気持ちが変わるのを待っているのなら。
何かが好転するのを、ずっと待ち続けているのなら。
一度だけ、自分自身にも問いかけてみてください。
「私は何を待っているんだろう?」
連絡でしょうか。
謝罪でしょうか。
愛されているという証明でしょうか。
それとも、「今まで待ってきたことは間違いではなかった」
と思える未来でしょうか。
その答えによって、本当に視るべきものが変わってきます。
どうしても答えが出ないあなたへ
あなたが今悩んでいることにも、きっとあなたなりの理由があります。
無理に忘れなくてもいい。
今すぐ答えを出さなくてもいい。
けれど、苦しいまま同じ場所に立ち続ける必要もありません。
「諦めるべきなのか」
「信じるべきなのか」
その二択だけではなく、まずは、なぜ私はこんなにも苦しいのか。
そこから紐解いてみてください。
自分では見えなかったものが見えてくると、それまで怖くて選べなかった道が、少し違って見えることがあります。
未来を知ることは、あなたを縛るためのものではありません。
あなたが自分の人生を選び直すための、ひとつの道しるべです。
もし今、何度考えても答えが出ず、一人では自分の気持ちさえ分からなくなっているのなら。
あなたの心の奥にあるもの、お相手とのご縁、そして今後の流れを、一度深いところから紐解いてみませんか。
「どうなるのか」だけではなく、「私は、ここからどうすればいいのか」
その答えを一緒に見つけていきましょう。
宵ノ楓