彼に合わせすぎて、自分の希望が分からなくなったら

彼に合わせすぎて、自分の希望が分からなくなったら

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「何が食べたい?」
彼に聞かれて、いつものように「何でもいいよ」と答える。
遠慮したつもりだったのに、あとから考えても、本当に何を食べたかったのか思い浮かばない。

会う場所も、話す話題も、彼が楽しめそうな方を先に考える。
それが続くと、「私はどうしたい?」と聞かれることの方が、難しくなる日もあるよね。

私は、そこで「もっと自分を持たなきゃ」と責めなくていいと思っています。
相手を大切にしたくて選んできた返事もあるだろうし、空気が悪くなるのを避けたかった時もあるかもしれません。
そうしてきた理由を飛ばして、急に主張だけを強くする必要はないんです。

自分の希望が見えにくい時は、恋全体の答えより、今日の小さな好みから確かめてみてもいい。

たとえば、一人で飲み物を選ぶ時。
彼なら何を選ぶかではなく、今は温かいものと冷たいもの、どちらがうれしいか。
休日なら、外に出たいのか、家でゆっくりしたいのか。

立派な理由はいりません。
「何となく、今日はこっち」で十分です。

それでも分からないなら、「好き」より「少し負担に感じること」の方が見つけやすい場合もあります。
にぎやかな場所は今日は疲れそう。
遅い時間に出かけるのは、明日に響きそう。
そんな小さな感覚も、あなたの希望を知る手がかりになります。

彼と一緒の時にも、すぐ答えずに「ちょっと考えてもいい?」と言ってみる。
その少しの間に、彼の顔色より先に、自分の感覚を確かめられることもあると思います。

希望が見つかったら、必ず押し通さなければいけないわけではありません。
「私は静かなお店がいいな。あなたはどう?」と、二人で相談するために出すこともできます。

自分の希望を知ることと、毎回その通りにすることは別です。
お互いの希望を聞いて譲り合うなら、合わせること自体が悪いわけでもありません。

私が恋の相談を聞く時も、彼が望みそうな答えを探す前に、あなた自身がどう感じているのかを聞いておきたい。
タロットの読みで、あなたの希望まで決めてしまいたくはないからです。

今日はまだ「こうしたい」が見つからなくても大丈夫。
「何でもいい」と言いそうになった時に、一度だけ自分にも聞いてみる。

その小さな問いから、あなたの言葉を少しずつ取り戻していけたらと思っています。

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