タロットの「月」を、隠し事の証拠にしない理由

タロットの「月」を、隠し事の証拠にしない理由

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占い
タロットの意味を調べていたら、「不安」「曖昧さ」という言葉が目に入った。
そこから「彼には、私に言えないことがあるのかな」と考え始めて、落ち着かなくなる。

彼の気持ちを知りたかっただけなのに、怖い想像が増えてしまったら、つらいよね。

今日は、タロットの「月」というカードについて、私が大切にしている読み方をお話しします。特定の誰かを占った結果ではなく、カードとの向き合い方の話です。

私は「月」を読む時、先が見えない心細さや、まだはっきり捉えられていない状況に目を向けます。
夜の道では、そこにあるものの輪郭が分かりづらい。その感覚を手がかりに、何が見えていて、何が分からないのかを考えます。

ただ、見えない部分があることと、彼が何かを隠していることは、同じではありません。

たとえば、二人の関係についてきちんと話したことがなく、お互いがどう捉えているのか分からない場合。
彼の予定を知らないために、会えない理由をあれこれ考えてしまう場合。

どちらも「分からないこと」はあるけれど、それだけで嘘や裏切りがあったとは言えないよね。
カードに重い意味の言葉が添えられていても、それがそのまま、現実に起きた出来事の証拠になるわけではないんです。

だから私は、「月が出たから隠し事がある」と答えを急ぎたくありません。
何について尋ねたのか。一緒に出たカードはどうか。そして、実際にどんなやり取りがあったのか。そのつながりを大切にします。

もちろん、不安をすべて「考えすぎ」で片づけたいわけでもありません。
説明が何度も変わるなど、現実に気になることがあるなら、その出来事はその出来事として、丁寧に受け止めたいと思っています。

もしカードを見て怖くなったら、一度だけ、こう分けてみてもいい。

「このカードを見る前から、気になっていたことは何だろう」
「意味を読んでから、想像するようになったことは何だろう」

どちらの気持ちも否定しなくていい。ただ、同じ証拠として重ねなくて大丈夫です。

分からない部分を、いちばん怖い答えで埋めなくてもいい。
私はタロットを、不安に結論をつけるためではなく、今の状況を落ち着いて見つめる手がかりとして、あなたと一緒に読みたいと思っています。

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