記事を外注する前に決めておきたい5つのこと

記事を外注する前に決めておきたい5つのこと

記事
ビジネス・マーケティング
記事を外注したのに、戻ってきた原稿が思っていたものと違った。修正を頼んだら、今度は別のところが崩れた。外注でよく起きるこの行き違いは、書き手の力量よりも「依頼の段階で決まっていなかったこと」が原因になっていることがほとんどです。

私は記事の執筆とリサーチをお受けしています。同時に自分でも事業を運営していて、外注する側にも立ちます。両方をやっていて分かったのは、最初に5つだけ決めておけば、行き違いの大半は防げるということでした。

順番に書きます。

■1. 読者はだれか

いちばん効きます。「30代の会社員」では足りません。「一人暮らしを始めて半年、自炊が続かなくて困っている20代後半」まで絞ると、書き手が例を選べるようになります。

読者が決まっていないと、原稿は「誰にでも当てはまるが、誰にも刺さらない文章」になります。逆に言うと、この一行が決まっているだけで、原稿の精度はかなり上がります。

■2. 読んだ人に、次に何をしてほしいか

記事のゴールです。「サービスに申し込んでほしい」のか、「検索から来た人に知ってもらうだけでいいのか」で、書き方はまったく変わります。

売りたい記事なら、最後に行動を促す一段落が必要です。知ってもらうだけの記事なら、売り込みを入れないほうが最後まで読まれます。どちらなのかを先に伝えてください。

■3. 文体と一人称

「です・ます」か「だ・である」か。一人称は「私」か「僕」か「当社」か。既存の記事があるなら、参考にしてほしいURLを1本渡すのがいちばん早いです。

ここを決めないまま進むと、内容は合っているのに全体を書き直すことになります。いちばんもったいない修正です。

■4. 入れてほしいことと、入れてはいけないこと

自社の実績、担当者の体験、決まった言い回し。入れてほしいものは箇条書きで渡してください。

同じくらい大事なのが、入れてはいけないことです。競合名を出さない、効果を断定しない、価格に触れない。業種によっては表現の規制もあります。先に伝えておけば、書き手は最初からその範囲で書けます。

■5. 途中で見せてもらうタイミング

完成原稿がいきなり届く形だと、方向性がずれていたときに全部やり直しになります。

見出し構成の段階で一度見せてもらってください。ここで5分確認するだけで、あとの修正がぐっと減ります。私も、本文を書く前に必ず構成をお送りして、方向性を確認してから進めています。

■そのまま使える依頼文

コピーして埋めるだけの形にしました。

・テーマ:
・読者:(年代/状況/困っていること)
・記事のゴール:(申し込み/知ってもらう/比較検討)
・文字数:
・文体:です・ます/だ・である、一人称は
・参考にしたい記事:(URL)
・入れてほしいこと:
・避けてほしいこと:
・掲載先:(ブログ/note/オウンドメディア)
・見出し構成の確認:要/不要
・希望納期:

決まっていない項目があっても大丈夫です。「ここは相談したい」と書いてもらえれば、こちらから案を出します。

■まとめ

外注がうまくいかない原因は、書き手の腕よりも、依頼の段階で決まっていなかったことにあります。読者・ゴール・文体・入れるもの/入れないもの・確認のタイミング。この5つを最初に渡すだけで、返ってくる原稿は変わります。

暮らしや働き方をテーマにした記事を、構成案から執筆・見直しまでお受けしています。テーマが固まっていない段階のご相談でも構いません。上の項目を一緒に決めるところから始めましょう。
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す