一人社長の「壁打ち」、AIに丸投げすると質が落ちる理由

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ビジネス・マーケティング
「AIに相談してるのに、なんかいつも当たり障りのない答えしか返ってこない」——これ、一人社長・中小企業の経営者さまからよく聞く不満です。実はこれ、AIの性能の問題ではなく、投げ方の問題であることがほとんどです。

【原因①】前提を渡さずに聞いている
「新規事業のアイデアください」のように前提なしで聞くと、AIは一般論しか返せません。自社の現状(強み・弱み・今のリソース)を先に渡すかどうかで、返ってくる答えの解像度がまったく変わります。

【原因②】1回で答えを求めている
壁打ちは本来、行ったり来たりして精度が上がるものです。私自身、経営会議をAIに複数役割で分担させて回していますが、最初の回答をそのまま採用したことはほとんどなく、必ず「その前提は違う」「うちの場合はこうだ」と何度も返して初めて使える形になります。1往復で判断材料にしようとすると、質が落ちて当然です。

【原因③】否定してほしい場面で肯定を求めている
AIは基本的に、こちらの意図に沿った答えを出そうとします。「このプランどう思う?」と聞くより、「このプランのリスクだけを3つ挙げて」「反対の立場で突っ込んで」と役割を指定した方が、都合の良い答えで終わらずに済みます。

今日一歩を踏み出すなら、次にAIに相談するとき、いきなり質問せず先に自社の前提を3行書いてから聞いてみてください。それだけで返ってくる答えの質が変わるはずです。

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