一人社長が「経営会議」を1人で回す方法 ― AIに役割分担させて壁打ちする具体的なやり方

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ビジネス・マーケティング
複数事業を1人で経営していると、「経営会議」を開く相手がいません。多くの社長は、これをChatGPTやClaudeに1つのチャットで丸投げして「なんとなく良さそうな一般論」しか返ってこず、AI活用に見切りをつけます。ここでの問題は、AIの性能ではなく「1人の万能アシスタント」として使おうとしていることです。

■ 実際にやっていること:役割を分けて"チーム"として使う
当方では、AIに単一の万能アドバイザーをやらせるのではなく、「経営戦略」「財務」「マーケティング」「人事・採用」など役割ごとに分けて相談しています。同じ経営課題でも、役割を固定して壁打ちさせると、一般論ではなく踏み込んだ指摘が返ってくるようになります。
■ 今日から真似できる簡易版のやり方
1. 相談したい論点を1つ決める(例:新サービスの価格設定)
2. 「あなたは財務の専門家として、リスクの観点だけで意見してください」のように役割と観点を明示的に絞って質問する
3. 同じ論点を、役割を変えて(マーケティング視点、人事視点など)もう一度聞く
4. 出てきた複数視点を並べて、最終判断は自分がする

■ なぜこれが効くのか
1つのチャットで「なんでも答えて」と聞くと、AIは当たり障りのない全方位の回答を返しがちです。役割と観点を絞ることで、その論点に必要な深さの回答が引き出しやすくなります。実際にこのやり方で複数事業の意思決定スピードは体感でかなり上がりました。

■ よくある判断ミス
役割を分けずに1つのチャットで全部済ませようとすると、前の論点の文脈が混ざって回答の精度が落ちます。論点ごと・役割ごとにチャットを分ける、もしくは毎回役割を明示し直すだけでも改善します。

■ まとめ
AI活用で成果が出ない社長の多くは、ツールの性能ではなく「使い方の設計」でつまずいています。この役割分担の設計そのものを一緒に組み立てたい、自社の業務に合わせてカスタマイズしたいという場合は、単発の壁打ちからでも対応できます。

当方でも「経営の壁打ち相談、30分のります」というサービスを出品しています。複数事業でAIチームを実際に組んで運用している経験をもとにお話しできます。
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