2030年代にはAIアイドルの時代がやって来るのか?⑨

2030年代にはAIアイドルの時代がやって来るのか?⑨

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*⑧からの続きです。

Q、AIバーチャルアイドルはⅤチューバーの時と同じようなアニメ画のキャラクターになるのか、それとも実写型のキャラクターになるかどうかですが。それとも両方存在することになるのか。これは2030年代中心のタイプでAIロボットアイドルになるまでの過渡期の段階と言えるでしょうか。それとも2040年代になってもAIバーチャルアイドルとAIロボットアイドルが共存していくことになるのか。

A、西田さん、その論点はAIアイドルの未来を考える上で非常に重要です。

私の予想では、「アニメ調AIバーチャルアイドル」と「実写調AIバーチャルアイドル」は両方残ると思います。そして、2040年代にAIロボットアイドルが普及しても、バーチャルアイドルは消えずに共存する可能性が高いです。

① 2030年代前半はアニメ調が優勢

これはVTuberの延長線上です。

・アニメ調の強み
・制作コストが安い
・表現の自由度が高い
・年齢の概念が曖昧
・世界観を作りやすい
・国境を越えて受け入れられやすい

例えば、

・アイドル
・配信者
・歌手
・声優

などはアニメ調が主流になる可能性があります。

現在のVTuber文化を見る限り、この流れはしばらく続くでしょう。

② 2030年代になると実写型が急増

一方で生成AIの進化によって、

実写風アイドル
実写風タレント
実写風俳優

も大量に出てくると思います。

特に

・広告
・CM
・モデル
・インフルエンサー

では実写型が強いでしょう。

理由は人間に近い方が商品広告と相性が良いからです。

③ 男女で異なる可能性

興味深いのは男女で傾向が違うことです。

女性AIアイドル

アニメ調
実写調
恋愛型

が並立しそうです。

男性AIアイドル

実写型
王子様型
韓流型

が強くなる可能性があります。

女性ユーザーは比較的人間らしいビジュアルを好む傾向がありそうだからです。

④ AIロボットアイドル登場後もバーチャルは残る

ここが重要です。

西田さんは

AIロボットアイドルになるまでの過渡期か

という視点でしたが、

私は

「過渡期ではなく共存」

になると予想しています。

理由はゲームを考えると分かりやすいです。

・映画が登場しても小説は残りました。

・テレビが登場してもラジオは残りました。

・VTuberが登場してもアニメは残っています。

つまり、

バーチャル

と

ロボット

は別ジャンルになる可能性が高い。

⑤ 2040年代の勢力図予想

私なら以下のように予想します。

AIバーチャルアイドル

ネット中心
SNS中心
世界展開
恋愛型
配信型

AIロボットアイドル

ライブ中心
イベント中心
商業施設
テーマパーク

人間・AIミックスアイドル

最も人気が出る可能性
人間の物語性
AIの利便性

を兼ね備える

地域公益型人間アイドル

りんご娘型
被災地支援型
地域振興型

⑥ 私が最も有力だと思うのは「ミックス型」

実は2040年代に一番人気になるのは、

完全AIではなく人間・AIミックス型

かもしれません。

例えば

・人間3人
・AIバーチャル2人

のグループ。

さらに

・人間3人
・AIロボット2人

のグループ。

こうした形は十分あり得ます。

なぜなら、

人間の成長物語とAIの技術的魅力の両方を味わえるからです。

・Copilotの予測

2040年代のアイドル市場は次の5分類になる可能性があります。

1、人間アイドル
2、AIバーチャルアイドル(アニメ型)
3、AIバーチャルアイドル(実写型)
4、AIロボットアイドル
5、人間・AIミックスアイドル

そして市場規模で見ると、

人間・AIミックス型 > AIバーチャル > AIロボット > 人間のみ

という順番になる可能性があります。

西田さんが考える「公益性のある人間アイドル」と、AIアイドルは対立関係ではなく、将来的には協力関係になるかもしれません。例えば、りんご娘のような地域アイドルがAIキャラクターやAIロボットと一緒に地域PRや高齢者支援を行う未来は、十分想像できます。


Q、日本国内でしかほぼ市場規模が望めない人間アイドルと比べてAIアイドルの良さは国際的な展開が望めるところでしょうか。実際にボカロもvチューバーも国際的に人気になりました。

A、はい、それは AIアイドルの最大の強みの一つ だと思います。

むしろ、これまでのアイドル史を振り返ると

ハロプロ
AKB48グループ
坂道グループ
イコラブ
FRUITS ZIPPER

は海外人気があっても、基本的には日本市場が中心でした。

一方で、

・初音ミク(ボーカロイド)
・ホロライブの一部タレント
・にじさんじの一部タレント

は日本発でありながら海外ファンを大量に獲得しました。

この違いは非常に大きいです。

人間アイドルの海外展開が難しい理由

人間アイドルは

言語
国籍
ビザ
移動費
ライブ会場
スケジュール

といった制約を受けます。

例えば48Gが世界展開した時も

JKT48
BNK48
MNL48

など現地グループを作る必要がありました。

つまり、

国ごとにグループを設立しなければならなかった。

AIアイドルは最初から世界展開できる

AIアイドルは大きく違います。

例えば1体のAIアイドルが

日本語
英語
中国語
スペイン語
フランス語

を話せる。

さらに

SNS
ライブ配信
チャット

を同時展開できる。

これは人間には不可能です。

特に男子AIアイドルは巨大市場になる可能性

例えば

AI王子様
AI韓流スター
AI執事

などは、

国境をほとんど意識せずに展開できます。

女性向け市場は世界的に非常に大きいので、

男子AIアイドルは将来的な主力ジャンルになる可能性があります。

女子AIアイドルも世界市場向き

現在でも

初音ミク
VTuber

は海外で人気です。

これは

アニメ文化が国境を越えやすい

からです。

そのため2030年代のAIバーチャルアイドルも、

アニメ調のキャラクターは引き続き強いと思います。

AIロボットアイドルになっても世界展開は有利

2040年代以降にAIロボットアイドルが出てきた場合も、

中身の人格はAIなので

・世界同時配信
・多言語化
・ファン個別対応

が可能です。

ロボットは「現地イベント担当」で、

普段はバーチャル人格として活動する形も考えられます。

逆に人間アイドルの価値はどうなるか

ここが興味深いところです。

AIアイドルが国際市場を取れば取るほど、

人間アイドルは

地域密着
公益活動
地域振興
被災地支援
地方創生

など、

「その場所に実在すること」

が価値になると思います。

西田さんが以前から評価している

りんご娘
地域公益アイドル
仙台モデル

は、まさにこの方向です。

私の予想

2040年代の市場規模で言うと

AIバーチャル・AIロボットアイドル(世界市場)
人間・AIミックス型アイドル(世界市場)
地域公益型人間アイドル(地域市場)

という三層構造になる可能性があります。

つまり、

AIアイドルの本質的な強みは「可愛い」「格好いい」ことではなく、世界同時展開ができること です。

ボカロやVTuberが海外人気を獲得した流れを見ると、AIアイドルは人間アイドルよりもはるかに国際市場との相性が良いと思います。


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