カウンセリングの勉強を通して、私は「感情」について学んでいます。
私たちは日々、さまざまな感情を抱きながら生活しています。
嬉しい、悲しい、悔しい、腹が立つ、不安。
でも、自分が今どんな感情を抱いているのか、意外と気づいていないこともあるのではないでしょうか。
感情は、感じることで変化していく
例えば、悲しい出来事があったとき。
悲しいと感じ、涙を流したあとに、少し気持ちがスッキリした経験はありませんか?
これは、悲しみという感情を素直に感じ、表現することで、気持ちに変化が生まれた一例です。
もちろん、泣けば必ず気持ちが楽になるわけではありません。
大切なのは、悲しみを無理に押し込めたり、なかったことにしたりせず、まずは「自分は悲しいんだ」と認めてあげることだと思います。
感情は、ただ我慢すればなくなるものとは限りません。
自分の気持ちに気づき、感じることが、心を整理するきっかけになることがあります。
モヤモヤしたとき、自分に問いかけてみる
例えば、誰かの言葉に傷ついたとき。
なんとなくイライラするけれど、なぜそう感じるのか、自分でもよくわからない。
そんな経験はありませんか?
そんなときは、少し立ち止まって、自分に問いかけてみてください。
あの出来事で、私はどう感じたんだろう?
今、どんな感情を抱いているんだろう?
本当は、どんな気持ちだったんだろう?
「腹が立った」と思っていたけれど、よく考えると「悲しかった」のかもしれない。
あるいは、「悔しかった」「わかってほしかった」「大切にしてほしかった」という気持ちがあるのかもしれません。
正しい感情を探そうとする必要もありません。
まずは、今の自分の気持ちに目を向けることから始めてみましょう。
自分の感情を知ることが、自己理解につながる
自分の感情に気づくことは、自分自身を理解するための大切な一歩です。
なぜその出来事が気になったのか。なぜ、あんなに腹が立ったのか。本当は、何を求めていたのか。
感情を丁寧に見つめていくと、自分が大切にしていることや、本当に望んでいることが見えてくる場合があります。
カウンセリングの勉強を通して、私自身も、自分の気持ちに気づくことの大切さを学んでいます。
誰かの気持ちを理解するためにも、まずは自分の気持ちに目を向けること。
その積み重ねが、自分自身への理解を深めていくのだと思います。
ここまで、感情を素直に感じ、自分の気持ちに気づくことの大切さについて書いてきました。
では、私たちが普段感じている感情は、いつも本当の気持ちそのものなのでしょうか?
例えば、本当は悲しいのに怒りとして表れたり、不安を感じているのに、いつもイライラしてしまったりすることはないでしょうか。
交流分析では、このようなテーマを考えるうえで「ラケット感情」という概念があります。
次回は、ラケット感情とは何か、そして本来の感情との違いについて、私自身の学びをもとに考えていきたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。