恋日記 第9話

恋日記 第9話

記事
コラム
駅のホームで、
彼に似た後ろ姿を見かけました。

白いTシャツに、
少しだけ猫背の立ち方。

片手でスマホを持って、
もう片方の手をポケットに入れている感じまで、
なんだか似ていました。

思わず、足が止まりました。

え、もしかして。

そう思った瞬間、
心がふわっと浮いたような気がしました。

でも、その人が少し横を向いた時、
彼じゃないとわかりました。

なんだ、違った。

そう思ったのに、
なぜか少し笑ってしまいました。

ただ似ていただけなのに、
さっきまで普通だった駅のホームが、
少しだけ明るく見えました。

恋をしている時って、
こういうことがあります。

街を歩いているだけなのに、
どこかで彼を探してしまう。

似た服を見つけたり。

同じような歩き方を見たり。

聞き慣れた名前が聞こえたり。

それだけで、
心がちょっと反応してしまう。

電車に乗ってからも、
さっきの後ろ姿を思い出していました。

何も起きていないのに、
今日の帰り道が少し楽しくなっていました。

好きな人がいると、
何でもない景色の中に、
小さな楽しみが増えるのかもしれません。

ただ通り過ぎるだけの場所だったのに、
ふとした瞬間に、
その人を思い出す場所になる。

今日は、
彼に似た後ろ姿を見かけただけで、
少しだけ心が弾んだ日でした。

こんなことで嬉しくなるなんて、
恋をしている心って、
少し単純で、少し可愛い。

でも、そんな自分も悪くないなって思いました。

恋って、
大きな出来事がなくても、
日常の中に小さな楽しみを増やしてくれるものなんですね。

心葉(ここは)♡

   *

これからもココナラブログで、
恋の中でふと感じた心葉の言葉を、少しずつ綴っていきます。

また心葉(ここは)♡の恋日記を読みに来てくださいね。

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