「臨死体験をした」「龍神や高次の存在とコンタクトした」
「前世の記憶を思い出して特別な力を覚醒させた」
非現実的でドラマチックなスピリチュアル体験に憧れ、それを求めて高額なワークやセッションを渡り歩く人々が後を絶ちません。
不思議な体験に心を奪われ、「自分は特別だ」と酔いしれる。……で、その体験はあなたの現実の暮らしや人間性を、何か1ミリでも豊かにしたでしょうか。
はっきり言いますが、非現実的な体験に執着し、日常の生活から逃げるのは単なる現実逃避です。
どれほど神秘的な体験を語ろうと、目の前の仕事や手仕事を投げ出し、部屋を散らかし、生活を疎かにしているなら、スピリチュアルの実践者として完全に落第です。
今回は、フワフワした神秘体験の幻想を打ち砕き、この泥臭い3次元の現実で「生活と仕事」を丁寧に営むことこそが、最も高尚な魂の修行である理由をお伝えします。
1. 神秘体験は「おまけ」に過ぎない
スピリチュアル界隈では、サイキックな能力や神秘体験を持つことが「魂のレベルが高い証拠だ」と大きな誤解をされています。
断言しますが、神秘体験や見えないものが見える能力など、人生の「おまけ」や「アトラクション」に過ぎません。
チャネリングができる
オーラが見える
高次元のメッセージが聞こえる
そんなものに価値があるのではなく、「その知恵を使って、この現実世界でどんな人間として生きているか」だけが問われているのです。見えない世界ばかりを追いかけて地に足がついていない人間は、根の張っていない大木と同じで、現実に少しの風が吹いただけで簡単に倒れてしまいます。
2. 「手仕事・仕事・生活」の中にこそ神性が宿る
私たちがわざわざ肉体を持ってこの地球(3次元)に生まれてきた真の目的は何でしょうか。
それは、フワフワした高次元に還ることではなく、重たく泥臭い物質世界で、自分の手足を動かし、汗をかき、現実を創造する体験をするためです。
目の前の仕事に誠意を尽くし、丁寧に向き合うこと
料理をつくり、掃除をし、日々の暮らしを慈しむこと
手仕事や職人技のように、一つひとつの工程に心を込めて形にすること
この「日常の営み」にこそ、真の神性(高波動)が宿ります。
雑念を捨て、目の前の手仕事や生活に没頭しているとき、人は余計なエゴから解放され、真の集中と平穏(悟り)の境地に達します。特別な滝行や瞑想会に行く必要などありません。あなたの日常そのものが、最高の修行場なのです。
3. 地に足をつけ、現実を愛し、泥臭く生き切れ
非現実的なスピ体験に逃げるのを今すぐやめなさい。
1.日常を丁寧に生きよ:部屋を掃除し、健康的な飯を食べ、生活の土台を固めよ。
2.目の前の仕事に全力を注げ:仕事や手仕事を通じて、他者や社会に価値を差し出せ。
3.「今ここ」の肉体を愛せ:この地球でしか味わえない、手触りのある感動や泥臭い体験を噛み締めよ。
高次元へ逃げるのではなく、地に足をどっしりとつけ、この3次元の生活を愛し、自分の足で現実を切り開く。その覚悟を持った人間こそが、最も強固で美しい魂の輝きを放つのです。
おわりに:生活を愛し、現実を攻略せよ
非現実的な幻影を追いかけるのは、もう終わりにしろ。
あなたが今日行う一回の掃除、丁寧に取り組む一つの手仕事、誠意を込めた仕事。その一つひとつの中にしか、真の魂の覚醒は存在しない。
地に足をつけろ。この泥臭くも愛おしい現実を、己の手で攻略してみせろ。
現実を攻略せよ! 現代シャーマン 華印レン