SDカードの中を見た時に、昨日まであった写真だけが見当たらないことがあります。
全部が消えたわけではない。フォルダも開ける。ほかの写真は見える。それなのに、必要な写真だけがない。
この状態だと、つい探しながら色々な操作をしたくなります。ただ、写真が一部だけ消えたように見える時ほど、最初の扱い方で復元できる可能性が変わります。
今回は、SDカードの写真が一部だけ消えた時に、まず確認したいことを3つに分けて整理します。
1. まず保存先を増やさない
一番避けたいのは、そのSDカードに新しく写真を撮ったり、データを書き込んだりすることです。
写真が消えたように見えても、内部にはまだ元データの一部が残っている場合があります。そこに新しい写真や動画が保存されると、復元に必要な領域が上書きされることがあります。
カメラに戻して撮影を続ける。スマホやパソコンで別のファイルをコピーする。整理のためにフォルダを作る。
こうした操作は、原因確認の前には控えた方が安全です。まずはSDカードを抜き、これ以上書き込みが起きない状態にします。
2. 削除なのか、表示の問題なのかを分けて考える
写真が一部だけ見えない時、必ずしも完全に削除されたとは限りません。
カメラでは見えないけれど、パソコンでは見える。サムネイルはないけれど、ファイル名だけ残っている。日付順で探すと見当たらないが、別フォルダに入っている。
このように、表示方法やフォルダ構造の問題で「消えたように見える」こともあります。
ただし、ここで注意したいのは、エラーが出るカードに対して何度も開き直したり、修復を試したりしないことです。状態が不安定なカードでは、確認作業そのものが負担になることがあります。
3. 復元ソフトを試す前に、症状をメモする
復元ソフトを使えばすぐ戻る、と思いたくなる場面もあります。ただ、最初に症状を整理しておくと判断しやすくなります。
例えば、次のような情報です。
・どの機器で使っていたSDカードか
・最後に正常に見たのはいつか
・写真だけが消えたのか、動画やフォルダもおかしいのか
・「フォーマットしてください」などの表示が出ているか
・カードを別の機器に挿したかどうか
このメモがあると、単純な削除なのか、ファイルシステムの不具合なのか、カード自体の劣化が疑われるのかを切り分けやすくなります。
まとめ
SDカードの写真が一部だけ消えた時は、まず戻そうとするより、悪化させないことが大切です。
新しく撮影しない。書き込まない。何度も修復を試さない。削除なのか表示の問題なのかを落ち着いて分けて考える。
この初動だけでも、あとで復元を試す時の選択肢を残しやすくなります。
SDカード、USBメモリ、外付けSSDなどで大事な写真や制作データが読めない場合は、状況に合わせて復元可否の確認も行っています。
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