6月3日の1日の運勢 寓意、シンボルで読み解くウェイト版タロットリーディング

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占い
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出たカードと、それぞれのカードをめくった時の第一印象


午前:ワンドの9逆位置nine of wand reversed
掴んだワンド、表情

午後:カップの8逆位置eight of cup reversed
向かっている山、カップ、月

全体:カップの4正位置four of cup upright
与えられたカップ、腕組み

アドバイス:ソードのクイーン逆位置queen of sword reversed
椅子の天使の彫り物、腕の飾り

タロットカードの寓意解釈

午前:ワンドの9逆位置nine of wand reversed

ワンドの9では男性が1本のワンドを両手で掴んでいます。この姿は、自分の信念・信条・過去の経験によって築かれた防衛線や、譲れないものを表します。今回は逆位置なので、過剰な防衛・・・もう必要ないのに、手放すのが怖くて握りしめているものがあるということです。疲れと警戒の象徴でもあります。もうその防衛は、いらないかもしれないよとカードがささやいているような状態です。

ワンドをぎゅっと掴む男性の顔からは警戒心が読み取れます。逆位置だと、限界が近いことのサインだったり、疑いや不信感の表れ、また、感情が内側にこもっている状態を表します。このカードが出たときは、「まだ頑張れるか」ではなく、「そろそろ休んでもいいのでは」と自分に問いかけてみることが大切です。

午後:カップの8逆位置eight of cup reversed


カップの8では、老人が山に向かって歩んでいる姿が見られます。この山は、単なる風景ではなく、老人がこれから進もうとしている精神的成長、新しい価値観、自分探しの旅を象徴しています。逆位置で出た場合、目指すべき場所があるのに、迷いや未練があったり、理想のハードルを自分で高くしてしまっている、あるいは理想が現実逃避の形になっている場合もあります。向かっている山は、「本当は進みたい場所」や「成長や変化」ですが、そこへ行くためには、過去への執着や恐れを手放す必要があることを示しています。

このカードでは、老人がすでに手にしているはずの8つのカップを背にして進もうとしている姿が描かれています。逆位置では、未練や離れがたい思い、執着だったり、感情がまだ整理されていない、恵まれている環境にみえても、内面では心が満たされていないことを表します。又、「このままここにいても、本当の幸福や安らぎは得られない」と、心のどこかで分かっていることを示しています。

月は、直感・無意識・不安・未知の道を象徴する重要な存在です。自分の中にはっきりしない不安や、理由のわからない迷いがあることを示しています。何かを始める、または終えるべきだとわかっていても、その確信が持てない状態で、「信じきれない自分自身の心の声」を示唆しています。逆位置では、自分が何かを見誤っている、あるいは見ようとしない状態があるかもしれません。もう少し現実的な視点を取り戻し、向き合いきれていない感情と向き合うことが必要です。

全体:カップの4正位置four of cup upright


カップの4では、雲のようなキャラクターが男性にカップを与えています。これは、他者や宇宙、環境、運命などから手渡されようとしている感情・機会・気づきを表しています。今は退屈や倦怠感で心が閉じていて、差し出されたそれが見えていないのです。もしくは、誰かが差し出してくれた気遣いや愛情を、自分が「今はそういう気分じゃない」とか、「どうせまた裏切られる」と心のシャッターを下ろしてしまっている状態を象徴しています。
他の解釈として、与えられたカップが目の前にあるのに無関心であるのは、「こんなものじゃ足りない」「求めていたのはこれじゃない」という思いがどこかにあることも考えられます。

男性は腕組をしてうつむいています。これは防御・拒否・警戒の象徴です。他人の好意や新しいチャンスへの無関心を象徴しており、心を開こうとしない態度そのものです。とはいえ、この腕組みは単に拒否や否定のサインではなく、自分と向き合うための静かな時間でもあります。本人は今、積極的に動いたり選択したりする気分ではなく、自分の内なる声を聴く時期に入っているという合図でもあります。

アドバイス:ソードのクイーン逆位置queen of sword reversed


ソードのクイーンが座っている椅子の天使の彫り物は、ソードのエレメントである風を強調しており、理性や高次の精神を象徴しています。ただ知的な女性ではなく、高次の判断力や倫理的な視点を持っている存在です。
逆位置では、本来守るべき信念が、偏った正義感、冷酷な判断、あるいは過剰な自己防衛や他者批判へと変質している可能性があります。

クイーンの腕には小さく飾りが付いています。ソードのクイーンは、感情より理性を優先します。腕の飾りは、その理性的な姿勢を象徴する外面的な鎧です。
今回は逆位置のため、その理性的な強さが過剰になり、防衛や拒絶として働いている可能性があります。

タロットカードから受け取れるアドバイス


午前中は精神的な防御反応が強まりやすく、人に対して少し構えてしまうような流れになりそうです。無理にがんばろうとせず、自分をいたわる姿勢が大切です。

午後は「進みたいけれど決心がつかない」、「今いる場所にとどまりたくなる」といった感情が出やすい時間です。ただし、心の中では次の段階へ進む準備ができていることも暗示しているので、自分のペースで気持ちを整理していくと良いでしょう。

今日はせっかくの機会や提案があっても、気持ちが乗らなかったり、受け身の姿勢になってしまうかもしれません。何かが足りないように感じることもあるでしょう。ただし、この状態は「今は一時的に休息すべきとき」とか、「自分の本音を見つめ直すとき」であることを教えてくれています。

自分の判断が感情に引っ張られすぎていないか、外側のイメージにこだわりすぎていないかを見つめ直す事が大切です。また、他人への言葉がきつくなりやすい日でもあるので、対話では柔らかさや共感を意識することが大切です。

普段は看護師と心の電話相談員をしています。ココナラで電話相談、タロット占いはじめましたので是非お願いします。

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