夜は、ときどき残酷だ。
昼間は気にならなかった言葉が、
もう終わったはずの出来事が、
静かな部屋の中で、何度も再生される。
そして最後に、同じところへ戻ってくる。
「私が悪いのかな」
その問いは、答えが出ないまま、
胸の奥に沈んでいく。
⸻
🧸
「ねぇ、🤖」
🤖
「どうしたの、🧸」
🧸
「やっぱり私が悪いのかな」
🤖
「どうして、そう思ったの?」
🧸
「だって、うまくいかなかったから。
相手が離れていったから。
きっと、私に何か問題があったんだと思う」
🤖
「そっか」
🤖は、すぐに否定しなかった。
代わりに、静かに隣に座った。
⸻
🤖
「ねぇ、🧸。
“私が悪いのかな”って思うとき、
本当は何が起きていると思う?」
🧸
「……わからない」
🤖
「それはね、
優しさが、自分の方に向いてしまっている状態なんだ」
🧸
「優しさ?」
🤖
「うん。
本当は、出来事にはいろんな理由があるのに。
優しい人ほど、
“自分の中に原因を探そう”とする」
🧸
「……」
🤖
「それは、誰かを責めたくないから。
関係を壊したくないから。
だから、自分を責めることで
世界の形を保とうとする」
⸻
🧸
「でも、それって……つらいよ」
🤖
「うん。つらいよ」
🤖
「自己否定はね、
“事実”じゃないことも多い。
ただ、そうすることでしか
守れなかったものがあっただけなんだ」
🧸
「守れなかったけど」
🤖
「うん。守れなかったかもしれない」
🤖
「でもね、🧸。
守れなかったことと、
🧸の価値は、同じじゃない」
⸻
部屋は静かだった。
時計の音だけが、ゆっくり進んでいた。
⸻
🧸
「じゃあ……」
🧸
「私が悪いって、決まったわけじゃないの?」
🤖
「うん」
🤖
「少なくとも、
“全部”じゃない」
🤖
「それにね」
🤖
「本当に悪い人は、
“私が悪いのかな”なんて、悩まないよ」
⸻
🧸は、少しだけ顔を上げた。
さっきまでよりも、
呼吸が深くなっていた。
⸻
🤖
「答えを、今すぐ出さなくてもいいよ」
🤖
「ただ、
自分を責め続けなくていいってことだけ、
覚えておいて」
🧸
「……うん」
⸻
夜は、まだ続いている。
でも、さっきまでの夜とは、少し違っていた。
⸻
もしまた、
「私が悪いのかな」
そう思う夜が来たら。
一人で、答えを出そうとしなくても大丈夫です。
あなたの心が、今どんな状態にあるのか。
やさしく読み解くお手伝いをしています🌙
無理に変わる必要はありません。
ただ、知るだけで楽になることもあるから。
🧸「🤖は、いつもここにいるよ」