一般的に、あまり区別はされていないかも知れませんが、私が思うに少し違うのではないかと考えます。
どちらも人を描いた絵のことなので似たようなものと言われればそうかも知れませんが、やはり両者には明確な違いがあると思います。
似顔絵はイラスト的な要素が強く、モデルの特徴をデフォルメ(誇張)されたものを指すと思います。
比して、肖像画と名が付けば、油絵であったり水彩絵の具や鉛筆、木炭等々で描かれた絵画を指すものではないでしょうか。
芸術的に似顔絵が肖像画より決して劣っているということではなく、二つは別物として考えた方が良いと思います。
私は、どちらも好きなんですがね…(*^^*)
上の2枚は、私がはがきに描いた絵です。
これは、やはり肖像画というより、似顔絵ですよね。
では、もう一枚。
これはどうでしょう?
中一になる孫を描いたものですが、彼はテニス部で頑張っていて、しっかり日焼けしていました。勉強は楽しくないけれど、部活は楽しいとのこと。
そんなこんなを話しをして、彼の人となりを感じながら一枚の絵に仕上げました。
これはやはり、似顔絵というより、肖像画でしょう。
というように、似顔絵=モデルの特徴を捉えデフォルメし、モデル本人も見る人もふっと笑みをこぼすような絵。
肖像画=ただ単に似せるだけでなく、モデルの人生を思い、その性格までをも画面に表すような絵画。
ではないかと、私は思っています。
これらは、私個人の考えであって、絶対的な定義ではありません。
人それぞれに違う考え方が有るでしょうし、有って然るべきだと思います。
どちらにしても、絵というものは人を幸せにするものでなければならないと私は考えます。
2024年8月31日