今日は、昨日の続きです。
三つ目のシャンティの続きです。
例えば、人間には意識があって知恵があるけど、自然界のものはただの物質で生きていないじゃないかという人がいるけれど、それは間違いです。
自然にあるものはすべて意識もあるし、知恵もあるし、すばらしい精神もあるし、魂もあるし、私たちと全く同じなんです。
全ての自然に対して尊敬の念と、感謝をささげること、それこそが自然と一緒に平和を作るっていう本当の意味です。
自然界のものを頂くこと、食べることがあると思いますが、きちんとありがとうと「皆さんの命を頂いてありがとう」という感謝の念を持っていただくことが必要です。食べ物を絶対に無駄にしてはいけません。
イギリスでは食べ物の40%が廃棄されています。スーパーに行ったら賞味期限があって過ぎてしまうとみんな捨てられてしまいます。
それは自然界に対する戦争だと思います。
ガンディの素晴らしい言葉があります。「実はこの世の中にはすべて豊富にものがあります。ただし、人間が欲張りだったら人間の欲張りさを満たすほどのものはない」というものです。
自然界から自分たちが生きるためだけに食べ物を頂くのは、しかも感謝の念をもっていただくのは素晴らしいことですが、それ以上に搾取をしてしまうとそれは自然界に対する暴力といっていいと思います。
人間には心の中に暴力性があることはあるんです、そういったものを私たちの知恵と意識で変えていきたいと思います。怒りや恐れというのは信頼や愛に、暴力というのは平和に変えていく必要があります。
今の現代社会は貪欲で、もっと欲しい、もっと作ろう、もっと食べよう、もっと何かしよう、という「もっと、もっと」が問題なのです。なので私たちはもっと少なく、もっと少なく、で生きることがいい、それが「エレガントシンプリシティ」(サテッシュ・クマール氏の書籍の題名)です。
もっともっとというのは形のないもの、愛だとか信頼だとか進化だとかにはもっともっとはいいです。
精神世界のは限りがないのでもっともっとでもいいのですが、物質の世界は限りがあるのでどんどん少なく少なくしていくことが必要です。
今日はここまで。次回完結です。
お楽しみに。
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