xAI、新モデル「Grok 4.7」を発表 長時間タスク向けの強化学習や自己点検機能を強化

記事
IT・テクノロジー
xAIは2026年9月21日、新モデル「Grok 4.7」を発表し、同日からCursor、同社の「Grok Build」、API、対応する外部のコーディング支援ツールや各種クラウド基盤で利用可能にしたと案内した。

公式発表によると、Grok 4.7は前モデル「Grok 4.6」よりも大きなベースモデルを採用し、数時間にわたる長時間タスクを想定した強化学習を強化したという。また、出力内容を自ら点検する自己検証機能や、長い文脈を扱う管理能力、文書・プレゼン資料作成の精度についても改善したと説明している。

料金は、標準モデルが100万トークンあたり入力2ドル・出力6ドルから。出力速度を2倍にした「fast」版も用意されており、料金は標準版の2倍になるという。この「2倍速い」「2倍の価格」という表現は、あくまで同じGrok 4.7内の標準版とfast版を比較したものである点には注意したい。公式発表は、Grok 4.7の標準版自体については「Grok 4.6と同じ価格・同じ速度で提供する」とも説明しており、前モデルからの値下げや高速化を謳うものではない。

発表には同社が掲載した複数の性能比較が含まれる。一方、第三者評価サイトArtificial AnalysisにもGrok 4.7(xhigh)の測定結果が掲載されている。2026年9月24日の確認時点では、同サイトのIntelligence Indexは46、出力速度は毎秒40.4トークンだった。これは同サイトの条件での評価であり、公式の全比較やfast版の速度、安全性を再現検証したという意味ではない。

安全性については、拒否すべき指示への対応やジェイルブレイク(安全対策の回避)への耐性が、同社がこれまでテストした中で最も高い水準にあるとの説明がある。これは同社自身の評価に基づく主張である。

出典(2026年9月24日確認)

xAI公式発表「Grok 4.7」(2026年9月21日)

Artificial Analysis「Grok 4.7」モデル評価ページ
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す