オンライン講座のLPを作るとき、「スマホ対応」と書けば、スマホだけで受講できることも伝わると思っていませんか。
講座を案内するページがスマホで読めることと、授業や教材をスマホで利用できることは、それぞれ確認が必要です。講座を運営する方は、何をどの端末で行えるのかを整理してから、募集用の原稿にしましょう。
■ 制作例で、講座紹介と受講環境を見る
制作例:ことばのアトリエのLP全体。
このLPには、講座紹介、学び方、よくある質問、体験の流れが並んでいます。講座の写真にはパソコンを使う場面があり、FAQには「オンライン授業には何が必要ですか?」という質問があります。
写真からオンラインで学ぶ雰囲気は伝わりますが、使える端末や必要な機器は写真だけでは確定できません。募集する講座の条件を、文章でも確認できる形にします。
■ 「端末があればよい」を、実際の操作に分ける
制作例:オンライン授業に必要な環境を案内するFAQ。
この回答では「安定したインターネット接続」と「音声のやり取りができる端末」を挙げ、実際の条件は提供するスクールに確認する形にしています。特定のスマホで、授業から教材利用まで行えると示した画面ではありません。
実際の募集用LPに落とし込むときは、受講者が行う操作を分けて確認します。
1.授業に参加する:映像を見る、音声を聞く、自分の声を届ける
2.教材を使う:資料を開く、動画を再生する、授業中に画面を切り替える
3.練習や提出をする:文字を入力する、ファイルを送る、指定のツールを使う
たとえば会話には参加できても、授業と教材を同時に見るには画面が小さい、という場合があります。入室できることだけで「すべてスマホで完結」と案内しないようにします。
■ 必要な機器は、利用するサービスと授業内容から決める
使う授業サービスの対応端末・OS・ブラウザなどを確認したうえで、講座内で必要な操作も確かめます。カメラやマイク、アプリの導入、アカウント登録が必要かも、実際に採用する方法に合わせて整理します。
そのうえで、必須と推奨を分けます。パソコンでなければ実習できないなら「実習にはパソコンが必要」。スマホでも受講できるが教材を大きく見たい方にはパソコンを勧めるなら、その理由を添えます。
どちらの説明も、確認できた講座だけに使う原稿例です。制作者が授業システムの仕様や機器の条件を推測して決めるものではありません。講座担当者が、根拠となる案内と確認日を共有すると原稿を整えやすくなります。
■ 全員に細かな機器一覧を見せる必要はありません
音声中心の講座なら、必要な端末と音声の条件を短くまとめられる場合があります。一方、画面共有や実習を行う講座では、利用するソフトや操作まで説明が必要です。
端末別の条件が多い場合は、LPには参加判断に必要な要点を置き、詳しい手順へ案内する方法もあります。機種名を長く並べる前に、「この講座を最後まで受けるために何が必要か」を確認しましょう。
事前の接続確認を用意するなら、誰が対応するか、いつまでに行うか、どこまで案内するかも決めます。LP制作に、受講者の機器設定や授業中の通信サポートまで含まれるとは限りません。
■ 依頼前に渡せる、受講環境の確認メモ
・授業で使うサービス・ツール:____
・授業中に行う操作:____
・教材の形式と使い方:____
・スマホでできること/別の端末が必要なこと:____
・必須の機器と、あると便利な機器:____
・条件の確認元・確認日・確認した担当者:____
・接続確認や困ったときの案内先:____
未確認のところは「確認中」として共有し、公開前に誰が確定するかを決めます。
当方のLP制作では、講座資料やメモをもとにした構成整理・原稿作成サポート、1ページのデザインと実装、PC/スマホへの表示対応、公開までご相談いただけます。
このメモと、現在使っている受講案内をLP制作サービスへお送りください。講座の利用条件をどう伝えるか、どの案内先につなぐかを整理し、必要な制作範囲を購入前に確認します。
LP制作を原稿相談・デザインから承ります