LPの制作見本で選択欄やボタンが動くと、「このまま申込みを受けられる」と思ってしまうことはありませんか。画面内で選べることと、実際の受付先へ情報が届くことは、分けて確認しましょう。フォーム付きLPを依頼するときは、見た目に加えて、送信後の扱いまで仕様に含めます。
■ この見本は、画面の確認用です
下は、架空語学講座「ことばのアトリエ」の自主制作LPです。実在する講座の受付ではなく、実顧客への納品実績でもありません。
「気になる講座」「学びたい目的」を選ぶ欄の下に、「送信は行いません。入力内容は保存されません。」と表示しています。ボタンも「入力内容を確認する(デモ)」という表記です。
この画面は、どんな項目をどの順番で置くかを話し合うためには使えます。ただし、問い合わせ先へのメール送信、受付データの保存、担当者の返信などを確認した証拠にはなりません。表示されている選択欄だけを見て、受付機能まで完成したと判断しないことが大切です。
■ 見積りで分けて確認したい四つの範囲
一つ目は入力画面です。何を聞くか、必須と任意をどう分けるか、入力し直す場所が分かるかを決めます。
二つ目は送信先です。メールで受け取るのか、既存の受付サービスへつなぐのかなど、誰がどこで確認するかを決めます。
三つ目は送信した人への案内です。送信完了の表示、受付メールの要否、返信までの目安を伝える場所を確認します。返信時間は実際に対応できる範囲で決めます。
四つ目は確認方法です。公開前に、担当者が受信を確かめられるテスト方法と日時を合意します。勝手に運用中のフォームへテスト送信するのではなく、検証先や送る内容を先に決めます。
見積書に書かれていない項目は、「含まれない」と決めつけず要確認として扱います。
■ 既存の受付があるなら、全部作り直すとは限りません
すでに予約や問い合わせを管理する仕組みがある場合、LPからそこへ案内する方法も候補です。一方、LP内に入力欄を設けるなら、送信先との接続や運用方法の検討が必要です。
どちらでも、デザインを整えるだけでは、受信後の対応担当や保存する情報の扱いまでは決まりません。見本と本番の違いを、依頼時に言葉にしておきましょう。
■ LP制作の相談メモ
・受け付けたい内容:____
・現在使っている受付方法:____
・入力してもらう情報:____
・受け取る担当者と確認場所:____
・送信した人へ伝えたい案内:____
・公開前に確認したい動作:____
フォーム付きLPをご検討中の方は、このメモをLP制作サービスの相談時にお送りください。画面の構成、既存受付への導線、実運用に必要な仕様を整理し、対応できる範囲と費用を購入前に確認します。見本の動作がそのまま標準料金の受付機能になるという意味ではありません。