店舗や事務所のHP制作を頼むとき、アクセス欄は地図を置くだけでよいか迷う方へ。住所を探す地図と、建物に着いてから入口を見つける案内を分けて用意しましょう。初めて来る人が最後に迷う場所だけ、写真と短文で補う方法があります。
■ 住所が合っていても、入口は分からない
架空の教室を例にします。住所を検索すると大通り側に着きますが、受付は建物の裏側です。地図だけを載せると、到着後に受付を探し直すことになります。
この場合は「正面の階段ではなく、右側の通路から奥の入口へ」と書き、入口の写真を添える案が考えられます。実顧客の事例ではなく、情報整理の説明用です。
■ 図1:地図と入口案内は役割が違う
図1のAは所在地を広く探す案、Bは到着直前の判断を助ける案です。地図を細かい説明で埋めるより、迷う地点を一つ特定して補足すると、必要な情報をまとめやすくなります。
写真には矢印だけでなく「受付入口」の文字も添え、左右だけに頼らず建物名や目印と組み合わせます。スマホで写真が縮んだときも、説明文を画像の外に置けば読み返せます。
■ どこまで制作を頼むか
地図へのリンク、地図の埋め込み、独自の簡略図では必要な作業が異なります。地図サービスの利用条件や費用、表示方法は制作担当に確認してください。
写真撮影、簡略図の作成、入口変更時の更新が見積りに含まれるかも要確認です。記載がない項目を、含まれないと決めつける必要はありません。
道が単純で入口も道路から明確なら、住所・地図リンクと建物名だけで足りる場合もあります。案内を増やすこと自体が目的ではありません。
■ そのまま使える依頼メモ
・所在地:架空市○○町1-2(説明用の架空住所)
・迷いやすい地点:大通り側と受付入口が異なる
・追加したい案内:右側通路の写真と受付入口の短文
・車で来る場合:利用できる駐車場と入口を確認中
・素材確認者:現地を知る担当者
・依頼範囲:地図リンク、写真配置、スマホ表示確認
・未確定事項:撮影担当、簡略図の要否、更新方法
■ 公開前に確認したい限界
工事や通行規制、地図サービス側の経路案内までHP制作だけで正しく保てるとは限りません。駐車可能台数や段差の有無も、現地で確認できた事実だけを掲載します。写真に通行人の顔や車の番号などが写る場合は、掲載できる状態に整えてください。
住所・入口・営業時間の確認者を決め、実際の現地状況と照合してから公開しましょう。
HP制作の相談では、地図の有無だけでなく「初めて来る方が迷う地点」をお知らせください。必要な案内の整理はこちらから相談できます。