「メンテナンスのため一時的に利用できません」から戻らない時の対処法

「メンテナンスのため一時的に利用できません」から戻らない時の対処法

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「プラグインを更新していたら、サイトが『メンテナンスのため一時的に利用できません。数分後にもう一度確認してください。』という白い画面のまま戻らない」「数分どころか1時間たっても表示が変わらない」。WordPressを使っていると、こうしたトラブルに出会うことがあります。
結論から言うと、この表示はWordPressが更新作業中に自動で出している「お知らせ画面」です。通常は更新が終わると自動で消えますが、更新が途中で止まると、お知らせ画面を出すための目印のファイルがサーバーに残ったままになり、いつまでも元に戻りません。多くの場合は、その目印のファイルを削除するだけで元に戻ります。サイトのデータが消えたわけではないので、落ち着いて対応すれば大丈夫です。
この記事では、表示が出る仕組み、戻らなくなる原因、具体的な直し方、そして今後同じことを起こさないための更新のコツまでをまとめました。

まず確認:本当に「戻らない」状態か

最初に、次の2点を確認してください。
1. 5〜10分ほど待ってから、ページを再読み込みする
更新の数が多い場合や、サーバーが混み合っている場合は、更新に数分かかることがあります。更新ボタンを押した直後であれば、少し待つだけで元に戻ることもあります。
2. ブラウザのキャッシュの影響ではないか確認する
サイトは元に戻っているのに、ブラウザが古い画面を覚えているだけのこともあります。シークレットウィンドウや、スマホのモバイル回線など、別の環境から開いて確認しましょう。
10分以上待っても、どの環境から見ても同じ表示が出る場合は、更新が途中で止まっていると考えて、次の手順に進みます。

なぜ「メンテナンスのため一時的に利用できません」と表示されるのか

WordPressは、本体・テーマ・プラグインを更新するとき、更新中のサイトを訪問者に見せないよう、自動的に「メンテナンスモード」に切り替えます。このとき、WordPressをインストールしたフォルダ(設定ファイルがある一番上の階層)に「.maintenance」という名前の小さなファイルを作ります。WordPressはこのファイルがあるあいだ、メンテナンスの画面を表示します。
更新が正常に終わると、このファイルは自動で削除され、サイトは元に戻ります。ところが、何らかの理由で更新が途中で止まると、ファイルが削除されずに残ってしまい、メンテナンスの画面が出続けます。これが「戻らない」状態の正体です。

更新が途中で止まる主な原因

ファイルが残ってしまう原因として多いのは、次の4つです。
原因1:更新中にブラウザを閉じた、ページを移動した
更新の途中で画面を閉じたり、別のページに移動したりすると、処理が中断されることがあります。
原因2:たくさんのプラグインを一度に更新した
「すべて選択」で多くのプラグインをまとめて更新すると、処理に時間がかかり、サーバーの処理時間の上限に引っかかって止まることがあります。
原因3:サーバーの処理能力や設定の上限に達した
共用サーバーで混み合っている時間帯や、メモリ・処理時間の上限が小さい設定のサーバーでは、更新の途中で処理が打ち切られることがあります。
原因4:通信が途切れた
更新ファイルをダウンロードしている途中で通信が不安定になると、更新が正しく終わらないことがあります。

直し方:メンテナンス画面を解除する手順

ここからが具体的な直し方です。作業の前に、可能であればサーバー会社の管理画面からバックアップを取っておくと安心です。
手順1:サーバーにFTPソフトかファイルマネージャーで接続する
レンタルサーバーの管理画面にある「ファイルマネージャー」や、FTPソフトを使って、サーバーの中のファイルを表示します。WordPressの管理画面には入れない状態なので、サーバー側から作業します。
手順2:WordPressをインストールしたフォルダを開く
WordPressの設定ファイルや「wp-content」「wp-admin」といったフォルダが並んでいる階層を開きます。サーバーによっては「public_html」の中や、ドメイン名のフォルダの中にあります。
手順3:「.maintenance」ファイルを削除する
その階層にある「.maintenance」というファイルを削除します。名前が「.(ドット)」で始まるファイルは、初期設定では表示されない「隠しファイル」として扱われることがあります。見つからない場合は、ファイルマネージャーやFTPソフトの設定で「隠しファイルを表示する」を有効にしてください。
手順4:サイトと管理画面を開いて確認する
ファイルを削除したら、サイトを再読み込みします。多くの場合、これで元の表示に戻ります。
手順5:途中で止まった更新をやり直す
ここが大切なポイントです。メンテナンス画面が消えても、途中で止まった更新は終わっていません。管理画面の「ダッシュボード」から「更新」を開き、更新が残っていないか確認します。残っているものは、今度は1つずつ更新してください。
手順6:画面が真っ白になる、エラーが出る場合
ファイルを削除したあとに画面が真っ白になったり、「致命的なエラー」が表示されたりする場合は、更新が中途半端な状態で止まったプラグインが原因のことがあります。サーバーの「wp-content」の中にある「plugins」フォルダで、最後に更新していたプラグインのフォルダ名を一時的に変更すると、そのプラグインが停止され、管理画面に入れるようになることがあります。入れるようになったら、そのプラグインを入れ直してください。
サーバーのファイルを直接触る作業は、操作を間違えるとサイト全体が表示されなくなるおそれがあります。「FTPやファイルマネージャーを使ったことがない」「削除してよいファイルか自信がない」という場合は、無理をせずにご相談ください。メンテナンス画面の解除から、途中で止まった更新の完了、表示の確認までまとめて対応します。

ついでにできる改善提案:更新でサイトを止めないためのコツ

一度トラブルが起きたら、次から同じことが起きにくい更新の仕方に変えておくのがおすすめです。
更新は1つずつ、混み合わない時間帯に行う
プラグインはまとめて更新せず、1つずつ更新すると、処理が止まりにくくなります。どの更新で問題が起きたのかも分かりやすくなります。アクセスが少ない早朝や夜に作業するのも有効です。
更新の前に必ずバックアップを取る
サーバー会社の自動バックアップ機能や、バックアップ用のプラグインを使い、更新前の状態にすぐ戻せるようにしておきましょう。「戻せる」状態を作っておくだけで、更新作業の不安は大きく減ります。
本番の前にテスト環境で試す
多くのレンタルサーバーには、サイトを丸ごと複製した「テスト環境(ステージング環境)」を作れる機能があります。大きな更新は、まずテスト環境で試して問題がないことを確認してから、本番のサイトに反映すると安全です。
メンテナンス画面をお店らしい表示にしておく
WordPressの標準のメンテナンス画面は、白い背景に英語まじりの短い文が出るだけで、訪問者を不安にさせがちです。「wp-content」フォルダに専用のメンテナンス画面のファイルを用意しておくと、更新中でも、お店のロゴや「ただいま更新作業中です。しばらくお待ちください」といった案内文を表示できます。計画的にサイトを止める場合は、メンテナンス表示用のプラグインを使い、再開予定の時刻やお問い合わせ先を案内するのも親切です。
更新を放置しない
更新をためこむと、一度に多くの更新が必要になり、途中で止まるリスクが高くなります。月に1回など、定期的に更新する習慣をつけておくと、作業も短く済みます。

これまでの対応について

私はWeb制作歴6年で、HP・LP・ECサイトの制作を100件以上手がけてきました。coconalaのWordPress修正サービスでは評価5.0をいただいています。更新のトラブルは、目の前の表示を直すだけでなく、途中で止まった更新を最後まで終わらせることが大切です。作業の前に、どこまで対応できるかを正直にお伝えします。NDA対応・本人確認済みで、お預かりしたログイン情報やサーバー情報は作業後に削除します。平日日中は1時間以内の返信を目安に対応しています。

まとめ:残ったファイルを消して、更新をやり直す

「メンテナンスのため一時的に利用できません」から戻らないのは、更新が途中で止まり、「.maintenance」という目印のファイルが残っているためです。サーバーにファイルマネージャーかFTPで接続し、このファイルを削除すれば多くの場合は元に戻ります。そのあと、途中で止まった更新を1つずつやり直しましょう。今後は、バックアップを取ってから1つずつ更新する、テスト環境で試す、といった習慣をつけておくと、同じトラブルを防ぎやすくなります。
「サーバーの操作に自信がない」「仕事のサイトなので早く元に戻したい」という場合は、お気軽にご相談ください。症状を伺ったうえで、対応できるかどうかを正直にお伝えします。
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