中学生の頃の「恥ずかしくて歌えなかった自分」

中学生の頃の「恥ずかしくて歌えなかった自分」

記事
音声・音楽
私は中学生の頃、歌うことがとても恥ずかしくて、人前で歌うことができませんでした。

今のようにカラオケが身近にある時代でもありませんでしたし、「歌って」と言われると、とにかく恥ずかしい。
声を出すことそのものが、恥ずかしかったのです。

でも、30年以上、声や歌を教えてきて、今になって思うことがあります。

歌うことが恥ずかしい人は、最初から歌わなくてもいい。
まずは、「声を出すこと」に身体を慣らしていけばいいのです。

歌わなくてもできる練習があります

私がおすすめしたいのは、
英語の教科書を、声に出して何度も読むこと。

ここで大切なのは、英単語を一つずつ読むことではありません。
教科書に書いてある英文を、文章として読むことです。

英語の文章を読むときは、息を出しながら発音します。
そして、唇や舌もしっかり使います。

それを何度も繰り返していると、少しずつ
「声を出す」
「息を使って声を出す」
ということが、身体に馴染んできます。

歌うことが恥ずかしい人にとって、これはとても大切な準備になるのです。
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まずは3か月

一日だけ頑張って終わり、ではありません。
毎日少しずつでいいので、英語の教科書の文章を声に出して読んでみてください。

3か月も続ければ、きっと変わってきます。

最初は小さな声でも構いません。
誰かに聞かせる必要もありません。
自分の部屋で、教科書を開いて、文章を読む。
それだけでいいのです。

そして、少しずつ声を出すことに慣れてきたら、今度は歌ってみる。
その頃には、最初の頃よりも「声を出すこと」が自然になっているはずです。

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## 歌を喉だけで頑張らないために

ただし、ここで一つ注意したいことがあります。

歌が苦手だからといって、日本語の歌を何度も繰り返し歌うだけでは、喉に力を入れて歌う癖がついてしまうことがあります。

だから私は、まず「歌う」前に、息を使って声を出すことを大切にしています。

声は喉だけで作るものではありません。
身体を使って声を出す。
その感覚を、少しずつ声の出し方に反映させていく。
それが、歌うことにもつながっていきます。

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## これは中学生だけの方法ではありません

「人前で歌うのが恥ずかしい」
そう感じるのは、中学生だけではありません。

社会人になってからも、年齢を重ねてからも、
「カラオケで歌うのが恥ずかしい」
「声が小さいと言われる」
「自分の声を人に聞かれるのが嫌」
という方はたくさんいます。

そんな方にも、この方法はできます。
英語の教科書がなければ、声に出して読める文章でも構いません。
大切なのは、文章を声に出して、息を使って読むこと。
そして、それを少しずつ続けることです。

歌は、最初から上手に歌う必要はありません。
まずは、自分の声を嫌いにならないこと。
そして、少しずつ身体と声が仲良くなること。

歌うことが恥ずかしかった私だからこそ、今、伝えたいことがあります。

「歌えない」から始めてもいい。
まずは、声を出すところから始めてみませんか?

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