冬場、エアコンを使わずにいませんか。再稼働した瞬間にコンプレッサーが壊れることがあります

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冬場など、長期間A/Cを使っていなかった車両で、久しぶりにONにした途端、コンプレッサーが壊れてしまった。そんな経験はないでしょうか。これは決して珍しい故障ではなく、コンプレッサー破損の原因のうち4割を占めるとされる現象です。

長期間使わないことで、冷媒が液体化してしまう

コンプレッサーは本来、気体の冷媒を圧縮して循環させる部品です。ところが長期間A/Cを使わずにいると、冷媒が凝縮して液体化し、重い液体状のスラッジになってしまうことがあります。この状態でいきなりコンプレッサーを動かすと、このスラッジがコンプレッサー内部にダメージを与え、破損につながります。気体を圧縮するはずの部品に液体が入り込んでしまう、という点が壊れやすさの根本にあります。

再稼働前のひと手間で防げる

この破損は、A/Cを再稼働させる前に手順を踏むことで防げます。まず外気温が5度以上あることを確認し、エンジンをかけずにキーをONの位置にしてA/Cをオンにします。そのうえで、アクセルに触れないままエンジンを始動し、そのままアクセルに触れずに最低30秒はアイドリング状態を保ちます。こうすることで、低い回転数のうちに凝縮した冷媒を排出させ、コンプレッサーへの負担を避けることができます。特別な工具や部品は必要なく、操作の順番を守るだけの予防策です。
長期間A/Cを使っていなかった後は、いきなりアクセルを踏み込まず、まずこの手順を踏んでから普段通りに使い始めることをお勧めします。冬の間だけA/Cを止めている車両は特に、春先の再稼働時に意識しておきたいポイントです。
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