「もう忘れたいんです」
そう言いながら、
涙を流される方は少なくありません。
苦しかった。
傷ついた。
前に進みたい。
それなのに、
なぜか忘れられない。
時間が経っても、
ふとした瞬間に思い出してしまう。
もう連絡も取っていないのに。
会ってもいないのに。
心だけが、
そこに置き去りになっているような感覚。
恋愛には、
“時間が解決する恋”もあります。
けれど中には、
時間だけでは整理できない恋もあるのです。
私は、そういう恋には、
単なる執着だけでは説明できない、
深い感情の結びつきがあることも多いと感じています。
その人と出会ったことで、
自分の弱さを知った。
愛されたい気持ちに気づいた。
孤独を知った。
本当の優しさを知った。
今まで見ないようにしていた感情が、
一気に表へ出てくることがあります。
だから忘れられないのです。
その恋は、
ただ「好きだった人」ではなく、
あなたの魂に、
何かを残した存在だから。
もちろん、
苦しい恋を美化したいわけではありません。
離れた方がいい関係もあります。
執着によって、
自分を傷つけ続けてしまう恋もあります。
でも、
「忘れられない=ダメ」
ではないのです。
本当に苦しいのは、
忘れられないことよりも、
“忘れられない自分を責めること”
なのかもしれません。
恋は、
頭で終わらせても、
心が追いつかないことがあります。
だから無理に、
「早く忘れなきゃ」
と思わなくて大丈夫。
忘れられない理由には、
ちゃんと意味があることもあるから。
大切なのは、
その恋に飲み込まれることではなく、
その恋を通して、
自分が何を感じていたのかを知っていくこと。
恋は時に、
誰かを愛するためだけではなく、
“本当の自分を知るため”
に起きることもあります。
だからもし今、
まだ心が離れられなくても。
その想いを、
無理に否定しないであげてくださいね。
あなたが感じた愛は、
ちゃんと本物だったのだから。
感謝と祈りを込めて 𓂃𓈒𓏸
— アリアーシャ