ワンネスのうた

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コラム
缶コーヒーが大好きな主婦がいた
節約と健康のために4年もやめていたのに
ふと久しぶりに飲んでしまったら
今まで絶っていた分おいしくておいしくて
あっという間に毎日4缶飲んでしまうようになってしまった
本当は水分全部缶コーヒーにしたい
そう思っていた
そして資源ごみの日は毎週大量の空き缶を出すようになった

同じマンションには
缶ビールを毎日何本も空ける男が住んでいた
毎週大量の空き缶を捨てていたが
ある日、空き缶を捨てる場所がいっぱいで捨てることが出来ず
一週間大量の空き缶とともに過ごした
彼は働いていて早めの時間に出すことが出来なかった
そして次の週も出しそびれた
「誰だよ。こんな沢山だしているやつは。」

その彼の怒りはマンション中に静かにひろがり
もともと缶コーヒーを我慢していた主婦がキャッチした
そして卒業したはずの缶コーヒーを飲みたくてたまらなくなり
大量の空き缶をだすようになっていった
専業主婦の彼女はゴミ捨て場がいっぱいになる前に捨てていた
怒っている男の存在にすら気づかないまま
男の投影の世界を創り出し続けた

ある女の子がクラスメイトとちょっとした言い合いになった
翌日女の子はどうしても学校に行きたくないと思った
昨日言い合いをしてしまったし苦手なプールの授業もある
今日だけ休もう
でもそれからそのままずっと行けなくなってしまった

その女の子の母親は病的な心配性だった
夫のこと、娘のこと、お金のこと
いつでも何かを心配しているだけのような人生だった
女の子が学校へ行けなくなった本当の原因は
母親の心配を現実化させるためだった

ある青年は不運続きだった
彼は父親が母親に暴力をふるう家で育った
早く家を出たくて高卒で就職したが
その会社は3年後倒産した
結婚した女性には妊娠後すぐに難病が見つかった
無事子供は生まれたが
出産後すぐに天国に旅立ってしまった
青年は子育てしながらあたらしい仕事を頑張っていたが
子どもが中学生のとき
今度は自分に病気が見つかってしまった

いつになったら平穏な日々を手に入れられるのだろう。。。

それは次の人生こそは悟りたいという
彼の前世の願いを実現させるためだった


ゴーーーー

たくさんのことが起こっているようで
なにも起こってないという気もする

お互いに誰かの想いを現実化させながら
低く静かな音を立てて地球は回り続ける


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