イザナギ流恋愛成就祈願とは

今回はイザナギ流恋愛成就祈願について詳しく説明しようと思います。

イザナギ流恋愛成就祈願はもともと高知県の旧物部村に伝わる『いざなぎ流御祈祷』を私なりに解釈し恋愛祈祷術にアレンジしたものですが、祈祷のやり方自体はいざなぎ流御祈祷と同じものです。

「いざなぎ流御祈祷（ごきとう）」は旧物部村で守り伝えられてきた、古い要素を含む「民間信仰」です。

昭和55年に国重要無形民俗文化財に指定されました。

陰陽道や修験道、仏教、神道などが混合して成立したと考えられています。
「いざなぎ」とは、いざなぎ流の起源を物語る「いざなぎ祭文」に登場する「いざなぎ様（大神）」に由来します。

特に団体や管理者はなく、太夫に10年ほど弟子として仕え、認められたものが相伝するので世襲や血筋はつながっていません。

私が体を悪くした39歳の時、『いざなぎ流御祈祷』を相伝し、もう引退していた母方の祖母に弟子入りし祈祷術を教わった形になります。

正式な相伝ではないので私以降に決して相伝しないことを条件に内密に教わりました。
よって正式な相伝者である『太夫』の称号も『相伝のお札』も私は持っていません。

『いざなぎ流御祈祷』は民間祈祷術ですが、ご依頼に莫大な費用が掛かるなど裏の面もあります。

『いざなぎ流御祈祷』は簡単に説明すると『ひと・かたち』という人形の紙（千と千尋の神隠しに出てくるアレです）に願い事を書き、祭壇で燃やすか川に流す方法で神に祈祷します。

物部村地方では祈祷が崇められていたため、病気になっても病院に行かず拝んでもらう事で治します。

当時は医療以上の治癒効果があったそうです。

『イザナギ流恋愛成就祈願』は（本家の了解を取らずに）アレンジしたものなので名目上は『いざなぎ流御祈祷』とは無関係という事にしています。

私は今はマンションの一室を祈祷場にリフォームし、無音無人状態で丑の刻に祈祷しています。

みなさんからはそれなりに効果があったと事後報告があるので嬉しい限りです。