元占い嫌いな鑑定士が、算命学をはじめた話

元占い嫌いな鑑定士が、算命学をはじめた話

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占い
私は、もともと占いが好きではありませんでした。
両親が占いを嫌っていたこともあり、占いを信じるという感覚が、私にはほとんどありませんでした。
それでも、幼い頃の記憶に、ひとつだけ不思議な出来事が残っています。

「この子は人の上に立つ人だ」

まだ、「人の上に立つ」という言葉の意味さえわからなかった頃。
家に占い師がやってきたことがありました。
その人は私の生年月日を見て、こう言いました。

「この子は人の上に立つ人だ」
一方、弟については「普通」と言われた記憶があります。

大人になった今なら、いろいろな受け止め方ができる言葉なのかもしれません。
でも、幼かった私には、その意味がまったくわかりませんでした。

ただ、自分だけが何か特別なことを言われた。
そのことが、なぜかずっと心に残りました。

そして不思議なことに、その言葉は私の自信になるどころか、コンプレックスになっていったのです。

当時の私には、「人の上に立つ」という言葉が、まるで人を踏みつける悪い人のように思えました。

人の上に立つなんて、嫌だ。
そう感じた私は、むしろ人前に出ることを避ける子になりました。

「人の上に立つ人」と言われた自分と、実際の自分。
その間にある違和感を、うまく説明することもできませんでした。

どうして私は、周りの人と同じようにできないんだろう
大人になってからも、私はどこか生きづらさを感じていました。

周りの人と同じように考えられない。
周りの人が当たり前にできることが、自分にはしっくりこない。

どうして私はこうなんだろう。
どうして、もっと普通にできないんだろう。

そんなふうに、自分を責めることがありました。
私は長い間、周りの人と合わない自分を、だめな人間なのだと思っていました。

大人になって、再び出会った算命学

そんな私が算命学に出会ったのは、大人になってからのことです。
算命学を学んでいる知人から、私の命式はとても珍しいものだと教えられました。

最初は半信半疑でした。
そもそも占いを信じてこなかった私です。
生年月日から、いったい何がわかるというのだろう。
そんな気持ちもありました。

けれど、その人の説明を聞いているうちに、不思議な感覚になりました。

これまでずっと抱えてきた違和感。
言葉にできなかった生きづらさ。
自分でも理解できなかった、自分自身のこと。

それらが、少しずつつながっていくように感じたのです。

もちろん、算命学がすべての答えを教えてくれたわけではありません。
でも、それまでとはまったく違う角度から、自分を見ることができました。

そして私は、初めて思えたのです。

この生き方でいいんだ。
こんな私のままでいいんだ。

周りの人と違うことは、必ずしも悪いことではない。
誰かと同じになれないからといって、自分を否定する必要はない。
そんな当たり前のことを、私はようやく自分自身に許せた気がしました。

算命学は、私を変えたのではなかった

振り返ると、算命学によって私の性格が変わったわけではありません。
苦手なことが突然得意になったわけでもありません。

相変わらず、私は私のままです。

でも、自分を見る目が変わりました。
それまで欠点だと思っていたことも、別の見方ができるかもしれない。
そう思えるようになったのです。

私は、もっと算命学を知りたいと思いました。
そこから少しずつ、学び始めました。

そして、母親になった

やがて私は結婚し、子どもが生まれました。

自分自身のことさえ、長い間わからなかった私。
そんな私が、今度は子どもを育てる立場になりました。

子どもには、子どもの個性があります。
親の思うとおりにはいかないこともあります。

同じ親から生まれても、きょうだいで性格も考え方も違います。

そして親は、ときに自分の価値観で子どもを見てしまいます。
でも、私は自分の経験から、ひとつ大切にしたいことがあります。

子どもには、自分を否定せずにに育ってほしい。

誰かと違ってもいい。
得意なことが違ってもいい。
その子には、その子の生き方がある。

そして、親である私たちにも、それぞれの生き方がある。

人には、それぞれの取扱説明書がある

私は今、算命学を通して、自分自身や子どもの個性を理解するための「取扱説明書」を届けたいと考えています。

それは、誰かの人生を決めつけるものではありません。

「あなたはこういう人だから、こう生きなさい」と伝えるものでもありません。

むしろ、その逆です。

自分の中にある可能性に気づくこと。
違いを否定せず、理解すること。

そして、自分らしい生き方を、自分で選んでいくこと。

幼い頃、占い師から言われたひと言に、私は長い間とらわれていました。
だからこそ今は、算命学を誰かを縛るためではなく、その人が自分らしく生きるためのものとして使いたいと思っています。

このブログでは、算命学を通して考えた子育てのこと、自分自身のこと、そして人生のさまざまな気づきを綴っていきます。

かつての私のように、
「どうして私は、みんなと違うんだろう」

そう感じている誰かに届いたら、うれしいです。

あなたは、あなたのままでいい。

そんなことを、一緒に考えていける場所にしたいと思っています。

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