波動は上げなくていい。悲しいときは、悲しいままでいい

波動は上げなくていい。悲しいときは、悲しいままでいい

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占い
「波動を上げましょう」
「いつもご機嫌でいましょう」
「ワクワクすることを選びましょう」

スピリチュアルの世界では、そんな言葉をよく目にします。

でも私は、波動はいつも高くなくていいと思っています。

人の感情は、本来揺れるものだからです。

嬉しい日もあれば、悲しい日もある。
前を向ける日もあれば、何もしたくない日もある。

朝になれば太陽が昇り、やがて沈んで夜になる。
潮が満ちれば、また引いていく。

それと同じように、私たちの心も上がったり下がったりしながら生きています。

そこに本来、「良い」「悪い」はありません。

特に、大切な人を亡くしたあとの悲しみにまで、

「もっと前向きにならなきゃ」
「波動を下げてはいけない」
「いつまでも悲しんでいたらダメ」

と考えてしまったら、本来の悲しみに加えて、
もう一つ苦しみを作ってしまいます。

悲しいときは、悲しくていい。

寂しいときは、寂しくていい。

無理に上げようとせず、

「今日は悲しいんだな」
「今日は会いたくて仕方ないんだな」

と、ただ自分の心を見てあげる。

私が大切だと思っているのは、
「上げる」ことよりも「真ん中に戻る」ことです。

心をフラットにする。
凪のような場所に戻る。
良い・悪いと決めつけず、今の自分を眺めてみる。

これは「中庸」にもつながる考え方です。

悲しみを消す必要も、
無理に幸せになる必要もありません。

感情の波に抵抗するのではなく、その波が来て、そして去っていくのを見守る。

そんなふうに自分の感情と付き合えるようになると、少しずつ心の振れ幅も穏やかになっていきます。

グリーフケアも、悲しみを無理に消したり、波動を上げたりするためのものではありません。

悲しみも含めた「今の自分」と一緒に生きていくためのもの。

今日、心が沈んでいるなら、
無理に上げなくても大丈夫。

ただ、その心のそばにいてあげてください。

それだけでも十分なのだと、私は思います。
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