「彼はきっと、回避型だからです」
最近、
SNSの恋愛相談やコラムで
本当によく見かける言葉ですよね。
LINEの返信が極端に遅い。
付き合う前はあんなに熱烈だったのに、
手に入った途端に冷たくなる。
少し深い話をしようとすると、
急にシャッターを下ろして距離を置く。
そんな彼の態度に直面したとき、
「あぁ、彼は回避型だから仕方ないんだ」
と、そこで思考を止めてしまう人が
とても多い。
わたしも回避ぽい彼に
振り回され
情報を集めていた時に
フリーズした過去があります。
でも、本当に大切なのは、
彼が回避型かどうかを
ジャッジする前に
「なぜ私は、そんな彼にこれほどまでにかき乱され、自分を見失ってしまうのか」
こちらのほうが、
重要な課題だと思いませんか?
自分の現実を本気で変えたいなら、
相手の分析をするのと同じくらい
まずは自分の仕組みを知ること🐱
その強力なヒントになるのが、
今回お話しする
「愛着理論」です。
▶そもそも「愛着理論」ってなに?
愛着理論というのは、
一言でいうと
「子どもの頃に親や養育者との関係の中で身につけた人とのつながり方のクセ」のこと。
人間、幼少期に生き延びるために
必死に身につけた
コミュニケーションのスタンスって、
大人になったあとの恋愛で
驚くほどきれいに
再現されてしまうものなんです。
たとえば、
彼からの返信が
丸一日来ないとき。
ある人は
「仕事が忙しいんだろうな」
とサラッと流して、
自分の時間を楽しめる。
だけどある人は、
「私、何か怒らせるようなこと言ったかな?」
「もう冷められた?」
「他に女ができたんじゃ……」
と、スマホを握りしめて
奈落の底まで落ちていく。
この差は、
あなたの性格が
ネガティブだからでも、
メンタルが弱いからでもありません。
ただの「愛着スタイル(つながり方のクセ)」の違いなんです。
▶愛着スタイルは、大きく分けて4つのタイプがある
自分がどのポジションにいるのか、
冷静に客観視してみてくださいね。
① 安定型
恋愛において最もブレない、
大人の精神的自立を果たしているタイプ。
・相手を心から信頼できる
・距離が近くても、
お互いのパーソナルスペースを尊重できる
・一人の時間も、
彼との時間と同じくらい楽しめる
・感情をぶつけずに、
建設的な話し合いができる
② 不安型
恋愛が始まった途端に、
すべての主導権を
相手に明け渡してしまうタイプ。
・返信のスピードや頻度が
命綱になっている
・「愛されている証拠」を
常に確認していないと
落ち着かない
・見捨てられることへの恐怖心が
人一倍強い
・自分の生活や感情が、
すべて「彼中心」に回りだす
★以前のわたしはここ寄り。深く掘り下げるともっと別のカテゴリーにもなりますが。
③ 回避型
親密になることへの恐怖を抱え、
近づかれると逃げたくなるタイプ。
・お互いの内面に踏み込むような、
深い話が苦手
・距離が近くなりすぎると、
息苦しさを感じて殻にこもる
・自分の本音や、
弱い部分を人に開示するのが
致命的に苦手
・一人の時間を
何よりも最優先したい
※恋愛初期はドーパミンで
情熱的にアプローチしてくることも
多いですが、
関係が深まって
「責任」や「本質的な親密さ」を
求められた途端、
急ブレーキを踏んで
音信不通になったりします。
④ 恐れ・回避型
「愛されたい」と「傷つきたくない」
のジレンマで、
自爆しやすいタイプ。
・本当は誰よりも強く、
愛されたいし近づきたい
・だけど「どうせ裏切られる、傷つく」
という恐怖が勝って、
自分から関係を壊してしまう
・近づきたいのに逃げたくなる、
という矛盾を常に抱えているため、
恋愛が一番ハードモードに
なりがちな傾向があります。
★過去の恋愛の相手はこちら寄りの回避型傾向がありました。
▶▶【5分でできる】あなたの愛着スタイル簡易診断
次の4つのブロック(A〜D)の中で、
あなたに一番多く当てはまるものは
どれですか?
自分の胸に手を当てて、
数えてみてください。
【Aグループ】
・返信が遅いと、一気に不安の波が押し寄せる
・常に「嫌われたんじゃないか」と深読みしてしまう
・言葉や態度で「愛している証拠」を求めたくなる
・自分の都合よりも、何でも相手の予定を優先しがち
・一人の夜が寂しくて、耐えられない
→ Aが多かったあなたは【不安型】の傾向が強いです。
【Bグループ】
・パートナーと内面の深い話を避けたがる
・相手との距離が近すぎると、疲弊して逃げたくなる
・誰かと一緒にいるより、正直一人の方が楽で落ち着く
・恋人の感情をぶつけられると「重い」「面倒くさい」と感じる
・悩み事を相談されたり、頼られたりするのが苦手
→ Bが多かったあなたは【回避型】の傾向が強いです。
【Cグループ】
・相手を好きになればなるほど、なぜか拒絶したくなる
・近づきたいけれど、傷つくのが怖くてたまらない
・昨日まで燃え上がっていたのに、急に冷める瞬間がある
・信じたいと思っているのに、心のどこかで常に相手を疑っている
・必死に相手を追いかけているのに、いざ手に入りそうになると逃げたくなる
→ Cが多かったあなたは【恐れ・回避型】の傾向が強いです。
【Dグループ】
・恋人がいなくても、一人で充実した日々を送れる
・根底で相手を信頼しているから、むやみに疑わない
・問題が起きた時は、感情的にならずに話し合いで解決できる
・「私は愛される価値がある」と、自分の土台を信じられている
・近すぎず遠すぎず、心地いい距離感を自分でコントロールできる
→ Dが多かったあなたは【安定型】の傾向が強いです。
▶実は、愛着は「性格」ではなく「神経の安全システム」
ここで、今日
一番大切な話をします。
多くの人が勘違いしやすいのですが、
愛着スタイルは
「性格診断」ではありません。
最新の神経科学や、
自律神経の仕組みを解き明かす
「ポリヴェーガル理論」の世界では、
愛着というのは
『自律神経が作っている安全システム』
だと言われています。
つまりね、
彼から返信が来ないだけで
夜も眠れなくなるほど苦しくなるのは、
あなたの心が弱いからでも、
めんどくさい女だからでもない。
あなたの自律神経(神経系)が、
「あぶない!拒絶されるかもしれない!」って、
命の危機レベルで
危険信号を出して
パニックを起こしているだけなんです。
そしてこれは、
冷たい態度をとる
回避型の彼も全く同じ。
彼らは彼らで、
あなたと距離が近づいて
親密になりそうになると、
彼らの神経系が
「これ以上踏み込まれたら傷つく!危ない!」
って危険を察知して、
身を守るためにダッシュで距
離を取っているだけ。
言ってみれば、
不安型は、「近づくことで、神経を安心させたい」
回避型は、「離れることで、神経を安心させたい」
お互いに、
生き延びるための
防衛反応を無意識に
ぶつけ合っているだけなんですよね。
繰り返しになりますが、
愛着スタイルは、
生まれつき決まった
性格ではありません。
(その傾向になりやすい
その人の生まれ持つ本質は
あります。)
神経系が身につけた
「生き延びるための戦略」です。
だから
変えることもできるんです。
私たちが目指すのは、
不安をなくすことでは
ありません。
不安が出ても、
自分で自分を安心させられる
力を育てること。
誰かに安心をもらうために
恋愛するのではなく、
安心した自分で
恋愛できるようになること。
それが愛着の回復であり、
本当の意味での
自分軸なのだと思います。
▶神経科学を取り入れた、少し踏み込んだ診断もできます
一通の返信が来ないだけで、
胸がギューッと削られて
生きた心地がしない。
既読スルーされた画面を
何度も見つめては、
涙が止まらなくて
眠れない夜を過ごす。
過去の私は、
彼の背中を
必死に追いかけているつもりでした。
でも、
今なら分かります。
私が必死に追いかけていたのは、
彼という存在そのものじゃなくて、
彼から与えてもらうはずの「安心感」だったんです。
自分の内側がガタガタで、
不安で干からびそうだから、
それを彼に埋めてもらおうと
必死に執着していた。
だから、
あの苦しい恋愛から
抜け出すために
本当に必要だったのは、
「彼をどうにかして変えようとすること」
でも、
「小手先の駆け引きで連絡を待たせること」
でもなかった。
まずは、自分自身の神経系に、
「大丈夫だよ」って
本当の安心感を
徹底的に教えてあげること。
すべての再構築は、
自分の土台を
凛と立て直すことからしか
始まらないんです。
もし、もう少しだけ
踏み込んだ診断を知りたい、
今の悩みの解決へと繋げたい方へ
ヒアリングシートに
答えて頂くだけで、
・ご自身とお相手の愛着スタイルと相性の分析
・ポリヴェーガル理論での神経状態
・回避型との相性(お相手が回避型要素のある場合)
・復縁での課題
・安定した恋愛をする方法
・安定型に近づく方法など
まで分析し、
お悩みに寄り添って
次の一歩を一緒に整理しますよ😽