“氣”

"氣"って言葉。

アニメや映画で、キャラクターが「氣を感じる...」なんて  
言ってるシーン、あるよね。  
でも、これ、実はアジアの古い哲学に根ざした、  
めちゃめちゃディープな概念なんだ。

ざっくり言うと、"氣"は生命エネルギー、宇宙のエネルギーのこと。  
この世の全てのモノ、生きてるもの、生きてないもの、  
全部がこの"氣"でできてると考えられている。  
なんか、宇宙レベルの話になってきた感じがするよね。

全ては"氣"から始まって、"氣"で終わる...みたいな。  
物質とか非物質の区別なく、"氣"は全てを貫いてると  
されている。  
そして、この"氣"の流れが良いか悪いかで、  
健康だったり病氣だったりするんだ。

日本にもこの"氣"の概念はあって、武道や呼吸法なんかで  
よく出てくる。  
自分の中の"氣"をコントロールすることで、精神的にも  
肉体的にも強くなれる...そんな感じだ。

そして、ちょっと面白いのが、"氣"って見えないし  
触れないけど、何かしら感じることができるんだ。  
太極拳や氣功をやってる人たちは、手のひらで熱を  
感じたり、体の中を何かが流れるのを感じたりするんだ。  
不思議だよね。


健康に関しても、この"氣"の流れを良くすることが大切だと  
わかっている。  
中国医学では、鍼治療がこれに当たるんだけど、  
"氣"の流れをスムーズにすることで、体の不調を整えるわけだ。


まあ、要するに、"氣"っていうのは、私たちの生活の中にも、  
実は深く関わっている超重要なエネルギーなんだ。  
日々の生活で、"氣"を意識してみるだけでも、何かが変わる。

氣功は、氣を感じて操る技術。
精神と身体を整えることができるんだ。