Jimdoでホームページを運用している方のなかには、「そろそろ自分たちの商品をネットで販売したい」「お店のオリジナルグッズを全国のお客様に届けたい」と考えている方も多いのではないでしょうか。
Jimdoには標準でネットショップ機能が備わっているため、そのまま使い始めたくなるかもしれません。しかし結論からお伝えすると、本格的なネット販売には外部のショッピングカートサービスである「STORES」や「BASE」を利用し、それをホームページと連携させる方法が適しています。
本記事では、Jimdo標準のショップ機能をおすすめしない理由と、外部サービスを活用した賢い連携方法について詳しく解説します。
Jimdoのネットショップ機能をおすすめしない理由
少し厳しい意見になりますが、プロの視点から見ると、Jimdoに標準搭載されているネットショップ機能は、現在の実用レベルにはなかなか達していません。
一番の理由は、機能がリリースされて以降、目立ったアップデートがほとんど行われていない点にあります。現代のECサイト(ネットショップ)では、購入者が好む多様なキャッシュレス決済への対応をはじめ、細かな送料設定、日時指定の配送、クーポンの発行など、購入率を高めるための便利な機能が求められます。
しかし、Jimdoの標準機能ではこうした日本ネットショップニーズに合わせた細やかな要望に応えるのが難しく、機能面がどうしても貧弱に感じられてしまいます。また、スマートフォンでの商品一覧の見やすさなど、お買い物のしやすさの面でも、専用サービスには一歩及ばないのが実情です。
お客様にスムーズで安心な買い物体験を提供するためにも、ネット販売に特化した専用サービスを利用する方が近道となります。
解決策:STORESやBASEとJimdoを連携させる
そこでおすすめしたいのが、ネットショップの構築には「STORES」や「BASE」といった専用のサービスを使い、それをJimdoのホームページと連携させる方法です。
「別のサービスを使うと管理が大変そう」と感じるかもしれませんが、連携といっても難しいシステム構築は必要ありません。STORESやBASEでネットショップを独立して作成し、Jimdoのホームページ上に「オンラインショップはこちら」「商品を購入する」といったボタンや、ナビゲーションメニューのリンクを設置して、ショップへ誘導するだけです。
この方法をとることで、Jimdoの「ホームページが簡単に更新できる」というメリットを活かしつつ、ネットショップ部分は最新で使いやすいカート機能を利用できます。デザインの色合いやロゴを統一しておけば、お客様がJimdoのホームページから外部カートへ移動した際も、違和感なくお買い物を楽しんでもらえます。
STORESとBASEの基本情報・特徴まとめ
外部カートとして代表的な「STORES(ストアーズ)」と「BASE(ベイス)」について、最新の基本情報と特徴をまとめました。
どちらも初期費用や月額費用なしで始められますが、手数料の仕組みや得意な領域に違いがあります。
STORES(ストアーズ)の特徴
STORESは、操作画面がシンプルで、洗練されたデザインのテンプレートが豊富に揃っているのが特徴です。
アパレルや雑貨、食品など、ブランドの世界観を大切にしたいお店によく選ばれています。
【料金プラン】
月額0円の「フリープラン」と、月額3,300円からの「スタンダードプラン」が用意されています。
【手数料】
フリープランの決済手数料(商品が売れた際にカード会社等へ支払う手数料)は5.5%です。スタンダードプランにすると3.6%に下がります。
【ポイント】
管理画面が直感的でわかりやすいため、Web初心者の方でも迷わず操作できます。月額無料の段階から決済手数料が比較的安く抑えられているのも魅力です。
BASE(ベイス)の特徴
BASEは、豊富な拡張機能である「BASE Apps」を使い、自分のやりたいことに合わせてショップを自由にカスタマイズできるのが強みです。
【料金プラン】
月額0円の「スタンダードプラン」と、月額固定費(年払いの場合、月換算16,580円)がかかる「グロースプラン」があります。
【手数料】
スタンダードプランでは「決済手数料3.6%+40円+サービス利用料3%」がかかります(実質6.6%+1注文あたり40円)。グロースプランに移行すると、月額固定費がかかる代わりに手数料が2.9%まで大幅に下がります。
【ポイント】
Tシャツなどのオリジナルグッズを無在庫で作成・販売できる機能や、Instagramとの連携、デジタルコンテンツの販売など、多彩な機能を追加できます。将来的に売り上げ規模を大きく伸ばしたい方に適した設計です。
STORESかBASE。結局どちらをえらぶべき?
シンプルに商品を販売し、月額無料のうちから手数料の負担をなるべく抑えてスタートしたい場合は「STORES」が向いています。
一方、将来的な売り上げの拡大を見据えており、多様な販促機能や拡張機能を組み合わせて独自のショップを作り込みたい場合は「BASE」を選ぶとよいでしょう。
自分の使い方にマッチしたサービスを選ぼう
Jimdoでホームページを運営しながらネットショップを始める場合、無理にJimdoの標準機能を利用する必要はありません。機能が充実しているSTORESやBASEでショップを立ち上げ、Jimdoからリンクやボタンでつなぐ形が、運営者にとっても購入者にとっても一番快適な選択肢となります。
とはいえ、ご自身のビジネスにはどちらのサービスが合っているのか、あるいは具体的にどのようにJimdoと連携させればきれいな導線(お客様を迷わせない道筋)になるのか、悩まれることもあるかもしれません。
Jimdoのプロとして、お客様の商材や目的に合わせた最適なネットショップの構築、そしてホームページとのスムーズな連携作業をお手伝いすることが可能です。設定やデザインに少しでも不安がある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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