金(gold)だけが買われ続ける相場

金(gold)だけが買われ続ける相場

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コラム
去年の今頃からそうなんですけど、もう金融市場は、金(gold)だけにマネーが集中している状態なんですよ。要するに通貨自体に対する信用が落ちている証拠なんですね。
goldが上がれば、相対的に米ドル(ドルインデックス)は下がる傾向にあるんですよ、マネーの流れが、米ドルという基軸通貨よりもさらに安全なgoldに流れているわけですよね、でも、これって経済不安、信用収縮によるものであるから経済にとって健全ではない動きなわけです。そもそも貨幣経済において、貨幣に信用が置けないのは時代逆行的であり、経済の停滞、退行を意味しますので。米ドルは、世界の基軸通貨、決済通貨としての役割を持っており、どの通貨もまずは米ドルと交換して、そこから他の通貨に交換されます。そして米ドルは、たいていどの国でも使用できますし、保有量も多い、それがゆえに米ドルは強いのです。ただ、その強いはずのドルが、売られているわけですよね、ドルインデックスも下がってますよね。それだけ、世界がヤバい状況っていうことです。基本、平時であれば米ドルが売られるなら逆に他通貨が買われる傾向にあります、相場は相対的な価値のシーソーゲームなので、高金利通貨や資源国通貨が買われる、いわゆるリスクオンな状態となります。しかし、サブプラショックやリーマンショックの時のような暴落相場のときは、米ドルが売られ、他の通貨も売られました。これは、なぜかというと、金融市場全体に埋伏の毒があったためです。信用不安というのは、健全なものまでボコスカ売られちゃうんです。疑心暗鬼になってますから。普段なら高金利通貨を買って米ドルを売る、という流れが、米ドルが売られ、他通貨ももっと売られるという流れになります。米ドルがヤバいなら、他通貨はもっとヤバいんじゃね?という疑心暗鬼から、高金利通貨も資源国通貨も他のマイナー通貨も全部そろって売られます。で、これが多少の時間差で進行していくんですね。株の場合もそうですけど、まず大型株が上がって、次に、新興、小型株が追随して上がる、みたいな感じで、下がるときも、大型株から下げて、小型が追随する。で、通貨市場の動きもこういう時間差が発生しますので、ドルインデックスがボコスカ売られてる現状は、恐慌前夜なわけですよ、ドル円レートはもう結構下がってるし、ここから売り込むのは気が引けます、そういう時はクロス円を売るんですね、クロス円は時間差でドル円に追随する傾向があります。
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