パニック相場においては金goldさえ売られる

パニック相場においては金goldさえ売られる

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コラム
過去記事でも書いたんですが、パニック相場では、平時ではセオリーとされる動きがあてはまりません、たとえばドルと金goldは通常、逆相関の動きになることが多いですが(80%は逆相関で動く)パニック相場では、ドルもgoldも売られるのです。
それはなぜかというと、支払いに金塊は使えないからです、当たり前ですが。
株式を運用しているトレーダーであれば知っていると思いますが、信用取引で余力を下回ると追証(おいしょう)、つまり追加の証拠金を入れなければ強制決済されます。他にも、暴落相場でダメージを受けた場合、緊急に支払いが必要に迫られることがあります。つまり支払いには、貨幣が必要なのです。
金goldは、それそのものに価値がありますが、貨幣経済が機能している以上、支払いには貨幣が必要なのです。なので金goldが売られます、換金する必要があるからです。それ以外に売られる理由としては単に値動きを作り出して利益を出したい投機筋がいる、くらいしかありません。市場規模が小さいので、莫大な資金量を操るファンドは、流れを作ることができます。
パニック状態での、人の心理、群集心理というものは、だいたい破滅的な状況に自ら飛び込んでいきます。「人は皆、合理的に動き、己のメリットになるよう行動する」という前提が、そもそも通用しないので、なんでこんな動きになるんだ?!と混乱するのですが、それは群集心理からくる破滅的行動、を勉強してないからなのですね。
こういう話があります、あるビルの地下にある映画館で火災が発生しました。
非常口は2つあります、しかし、映画館にいた客の誰一人として、地上に出られず、火災で死亡しました。それはなぜかというと2つの非常口うち、片方だけに客が集中して、もう片方には誰も行かなかったのです。距離的にはそっちのほうに近い客さえも、わざわざ遠くのほうの出口に走っていき、階段で詰まって、その結果、誰も助からなかった。
近くて、がら空きのほうに行かずに、遠くて、めちゃ込みのほうに行って死ぬんですよ。群集心理、パニック状態というのは、こういうものなんですよ。思考停止するんですよ。よく言うじゃないですか、周りを見て動け、と。だから周りを見て動いたら、こうなったと。もちろん普段から自分の頭を使って動いてないから、こうなるんですがね。
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