怖いから買う

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コラム
金融市場における「恐怖指数(VIX)」というのをご存じだろうか?

恐怖指数とは

米シカゴ・オプション取引所(CBOE)が、S&P500種株価指数を対象とするオプション取引のボラティリティ(変動率)を元に算出、公表している指数。英語では「investor fear gauge」、別名Volatility Index(略称:VIX)と呼ばれる。将来の相場に対する投資家心理を反映する指数とされており、一般的にVIXの数値が高いほど投資家の先行き不透明感も強いとされる。通常は、10から20の間で推移することが多いが、相場の先行きに大きな不安が生じた時には、この数値が大きく上昇するという傾向がある。
ま、要するに、恐怖指数(VIX)が高くなればなるほど、市場がパニック状態になっているということだ。投資家の恐怖、市場心理を数値化したものと言い換えることもできる。
そしてこの恐怖指数(VIX)が先日、50を超えたのだが、これは明らかなパニック状態と言える。特段、何か悪材料が出たというわけでもないのにだ。
vix.jpg
で、この恐怖指数(VIX)の目安となるものが、以下のページに記載してある
vix目安.jpg
40以上でパニック状態、5日の時点で50を超えてしまったので、明らかに市場はオーバーシュートしていると考えられるのだ。
こういう時こそ目をつぶって買っていかないと、儲け時というのは、ほぼないに等しい。だが、多くの投資家は、こういう時に買えない。つまり大チャンスにも関わらず手を出せない。それはなぜかというと恐怖は人の判断を確実に誤らせるからである。
たとえばですけど、会社に遅刻しそうになって、慌ててコンロに火がかかったまま、家を飛び出したサラリーマンが、会社に遅刻するのは免れたが、家が火事になってしまった。というケースを考えてみよう。
どう考えても、会社に遅刻することと、家が火事になること、どちらがより大変なことかというと、それは家が火事になることである。
しかし、そのサラリーマンは、嫌な上司から、遅刻をして、こっぴどく怒られるのが恐怖だったため、優先順位を脳が間違えてしまい、このような事態となったのである。恐怖が心を支配するとき、人は判断を確実に誤る。
Yahoo!ニュースのヤフコメ欄を見ても、積極的に買っていこうという意見はほぼ見られず、静観する、様子見する、今日の上げで売る、という意見がほとんどだった。別に匿名なのだから、「たくさん買いました!」と言って、あとで大損ぶっこいても、やーいwと指さされて笑われるわけでもないのに、そういう意見が全くないということは、本当に一般人は「様子見」または「売り」にしか考えが及んでいないということだ。こういう一般大衆の意見は非常に参考になる。
なぜなら9割の投資家は、負けているからだ。私は人の言うことは聞かないが、大衆の意見は大いに参考にさせてもらう、逆を行けばいいからだ。
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