50万円と半年の努力をドブに捨てて気づいた、SNSはノウハウで伸びない理由

50万円と半年の努力をドブに捨てて気づいた、SNSはノウハウで伸びない理由

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コラム
真面目にやるほど稼げなかった僕が、負のループの底で気づいたSNSの本質

1日2、3時間はSNSに張りついて、ノウハウ教材には気づけば50万円。それでもフォロワーは100人にも届かず、1投稿のいいねは1か2、収益はほぼゼロでした。

半年間毎日欠かさず投稿したし、プロフィールも何度も書き直したけれど、やればやるほど、時間もお金もドブに捨てている。この負のループの底で、僕はようやく一つのことに気づいたんです。

足りなかったのは、ノウハウじゃなかった。

ここからは、僕が同じ場所で何度もつまずいたことを、世間でよく言われるノウハウと、その裏に隠れていた本当の中身、そして今ならこう読む、という話をしていきます!


足りなかったのはノウハウじゃなかった


プロフィールはこう書きましょう。毎日投稿しましょう。読者目線で書きましょう。僕もこのあたりのアドバイスは、片っ端から素直にやりました。

でも、何も変わらなかった…

しばらくもがいて、やっと気づいたんです。成功している人が当たり前すぎて口にしない部分、つまり暗黙知が、僕の中にすっぽり抜け落ちていたんだと。

うまくいっている発信者って、無意識でやっていることをわざわざ言葉にしない。表に出てくるのは、表面のノウハウだけ。だから当時の僕みたいに真面目にやろうとすればするほど、表面のノウハウをなぞるだけ。

真似しているつもりが、本質的な部分をとらえていないから、同じ景色は見えてこないわけです。


プロフィールが何でも屋になっていた


まずはプロフィール。実績を書け、自己紹介を入れろ、って教わりますよね。それを真に受けた当時の僕のプロフィールは、こんな感じでした。

「会社員から主婦の方へ、副業に役立つ知識を発信。初心者に寄り添います、挑戦する人を応援、オンライン相談受付中」

当時の自分の中ではけっこういい出来だと思っていたんです。でも今読み返すと、誰に何を届けたいのかがさっぱり伝わってこない。何でも屋アピールと抽象的な肩書きが並ぶだけで、フォローする理由がどこにもありませんでした。

伸びている人のプロフィールは、ここがまるで違います。フォローすると何が手に入るのか。実績はどのくらいか、数字で具体的に。誰のためのアカウントなのか。これが一瞬で伝わる作りになっている。

裏にあったのは、実績を書けという指示そのものじゃなくて、どう書けば相手に伝わるかという視点でした。教材や動画はそこまで踏み込んでくれません。

だから正しい読み取り方はこう。実績を書けと言われたら、すごさを並べるんじゃなくて、読んだ人が自分にどんな得があるかをイメージできる形に変換する。僕はこれに気づくまで、ずいぶん時間を溶かしましたね。


毎日投稿の裏にあった仕組み


次に毎日投稿。僕もこれを目標にして、案の定すぐネタ切れで止まりました。

原因は、自分の頭の中だけからネタをひねり出そうとしていたこと。

伸びている人をよく観察すると、そもそも毎日投稿をゴールにしていないんですよね。質を落とさず発信し続けるための仕組みを、裏で静かに回している。

たとえば日常の違和感をメモする習慣。コンビニの店員さんの神対応にちょっと感動した瞬間。会議で上司がぽろっとこぼした一言。タイムラインを眺めていてモヤッとした投稿。そういう出来事と自分の感想を、いつもセットで残しておく。

これを始めてから、僕はネタに困らなくなりました。

毎日投稿という結果の手前に、ネタが勝手にたまっていく仕組みがある。そこを飛ばして頻度だけ追いかけても、続くわけがない。当時の僕が、まさにそれでした。


読者目線は想像じゃ書けなかった


そして読者目線。これがいちばん長く僕を苦しめたやつです。

だって、読者の悩みを想像で埋めるしかなかったんですから。でも本物の悩みって、もっとドロドロしていて生々しい。経験の浅かった僕には、その解像度まで届かない。結果、投稿はただの説明文になっていきました。

伸びている人が何を見て書いているのか、あるときストンと腑に落ちたんです。過去の自分への手紙でした。

あの頃ほしくてたまらなかった言葉。知りたくて仕方なかった情報。これに救われた、という瞬間。それを思い出しながら、目の前の読者に差し出している。

正しい読み取り方はこう。読者目線というのは、他人を想像することじゃなくて、かつての自分を思い出すこと。ここに気づいてから、僕の文章は急に体温を持ち始めました。

ここからは、当時の僕がまったく見えていなかった話になります。


誰も教えてくれなかった全体の導線


プロフィールの作り方、バズる投稿の型、キーワードの選び方。単発のノウハウなら、世の中に山ほど転がっています。

でも、それぞれがどうつながっているのかを語っている人は、ほとんどいませんでした。

伸びている発信者は、全体の流れを無意識のうちに設計しています。プロフィールで興味を引いて、投稿で価値を渡して、流れるようにサービスへ案内する。バラバラに見えて、実は一本の線でつながっている。

僕はそこが見えないまま、あちこちで拾ったノウハウをつぎはぎしていました。だから全体がちぐはぐで、何ひとつ積み上がらなかったんですよね。


SNS上の人格を保ち続ける技術


いちばん大事なのに、いちばん語られない暗黙知も、僕はだいぶ後から知りました。

それは、自分と相性のいいファンだけが集まる空気を、無意識のうちにつくっているということ。

当時の僕はノウハウを真面目に守って、万人ウケを狙っていました。すると何が起きたか。クレーム体質の人や、自分のサービスに合わない層まで集まってきて、その対応にどんどん消耗していくんです。

伸びている人は、素を出しているように見えて、実はビジネス用に最適化されたSNS上の人格を、24時間ずっと保っている。

これを教えてくれる人は、まずいません。でもここが抜けていると、フォロワーがどれだけ増えても売上にはつながらない。僕はこれを、けっこう痛い思いをして学びました。


土台にあった読解力の問題


もう一つ、言葉にしづらい本質があります。

日本語の読解力です。

これが弱いと、伸びる投稿と伸びない投稿の差を、感覚でつかめない。やっかいなのは、読解力が低い人ほど、自分が低いことに気づけない点なんですよね。かつての僕が、まさにそうでした。

こればかりは、時間をかけて経験を積むしかない。そして正直なところ、たった一人で身につけるのはほぼ無理だと感じています。


暗黙知は、一人では獲得できない


プロフィール、投稿頻度、読者目線、全体の導線、SNS上の人格、読解力。

僕がつまずいてきたものは、全部が全部、成功している人が当たり前すぎて口にしない暗黙知でした。

動画では学べないし、気づけない。一人で試行錯誤しても、たどり着くまでに膨大な時間とお金がかかります。50万円を払って半年もがいた末に、僕が突きつけられたのは、ずっと無駄なことを繰り返して時間とお金をドブに捨てていた、というしんどい現実でした。気づいた瞬間は、正直、愕然としましたね。

ただ、救いもあったんです。読み解き方を変えたら、たった1週間で反応が変わり始めた。順番さえ間違えなければ、こんなに早く動くのかと拍子抜けしました。

あれから100人以上の発信を見てきましたが、みんなつまずく場所は驚くほど同じです。段階を踏んで今の立ち位置を確認して、そこから一つずつ直していく。遠回りに見えて、これがいちばんの近道だったんですよね。

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