【さて、ここまでの話を振り返りながら、僕たちが日々の仕事やものづくり、あるいは戦略を練る上で持ち帰るべき「本質的な教訓」を整理してみようと思う。】

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ビジネス・マーケティング



前回「GPTsどうしようかなー」なんて書いたけれど、まあ実際のところ、そこまで深刻に抱え込むような話でもなくてね。

そもそも以前、共有リンクでGPTsを配った理由だって、大した深謀遠慮があったわけじゃない。

当時のネットのノリで「最近の日本語はClaude一強だな」「GPTはもうダメだな」なんて評価をよく目にしたから、

「じゃあGPTsでどこまで再現できるか試してやろうじゃねえか」という、ちょっとした対抗心と実験ノリで作っただけだったんだよ。

商売として販売したわけでもなければ、何かの有料特典として付けたわけでもない。

「せっかく作ったし、試したい人はご自由にどうぞー」という軽いスタンス。

だから仮に今後サービス仕様が変わって使えなくなったとしても、僕としては何ら責任も義理もないのである。

そもそも集客が目的ならおとなしくGPT Storeに出していただろうし、あの頃みんなが躍起になってGPTsを作っていたのは「将来的にマネタイズできる」という話があったからだしね。

だからリンクでSNSで公開してる「小説執筆OS」と「Natural Japanese Dialogue Engine」の2つに関しては…、個人的に継続する合理性は、無い。(苦笑)

ゆえに、「悩む」ものでは、無い。とはいえ、ま、ご縁があって使ってくれてるならねえ。

ただ、問題はクライアント様用に組んだやつなのですよ。

GPT-4oをベースにした、いかにもチャッピーらしいノリで動くGPTsがあるのだが、これが思いのほか現場でウケがよくて「使いやすい」と評判が高い。

なので、GPTsで疑似的に4oっぽく組んだバージョンは、ユーザー側がAPI従量課金の懐痛みを気にせずガシガシ使えるのが最大の強みだったわけですよ。

いくら単価が安くなったとはいえ、チリも積もれば山のようになるAPIコストを回避できる存在として、かなり重宝されてるのよ。

(もちろん、API叩きで動かしている知海かえる版はGPTsの仕組みとは別物だから今後も何の影響もなく使えますよ。)

うーむ、そう考えるとやっぱりちょっと悩みどころではある。

……と、前置きが長くなったけれど、ここからちょっと話の角度を変えてみようか。

この「悩む」という人間の頭の中の現象について。

僕ね、ときどきお昼ご飯を食べにマクドナルドへ入ることがあるのね。

で、レジ前に立ったとき、ふと思ったのよ。

「フィッシュバーガーにするか、それともチーズバーガーにするか……どっちにしようかなあ。」ってね。

世の中には、大きく分けて二種類の人間がいる。レジ前で一瞬で注文を決めてサッと立ち去るスマートな奴と、

メニュー表を見つめたまま「うーん……」と彫像のようにフリーズする奴だ。

そして何を隠そう、僕は筋金入りの「後者」なのだ。

ある日の昼下がり、マクドナルドの店内に入ってね。

若かりし頃はよく通ってたんだけど、30後半になると遠のいてたんだけどね。

時間がなくてサッと昼飯を済ませたい、っていう至極ありふれた日常の一コマの話でね。

注文カウンターに並んで、自分の順番が近づいてくる。

頭の中のタスクリストを消化しながら、僕の視線はレジの上のメニューボードをチラッと見るわけね。

そこで、事件は起きる。

「フィッシュバーガーにするか……いや、チーズバーガーにするか……」

脳内で、二つの選択肢が激しく火花を散らし始めるのよ。

客観的に見れば、これは心底どうでもいい悩みよ。

第三者が僕の脳内を盗聴してたら、「おっさん、たかが千円のハンバーガーで何を命を懸けて迷っとんねん」と爆笑するか、呆れて背中を叩くわけなんだけどさ。

ま、当事者である僕の頭の中では、まるで国家の命運を賭けた戦略会議のような激論が交わされるわけよね。

「待てよ?」と僕はレジ前で立ち尽くしながら。

僕たちってさ日常の中で、しょっちゅう「迷う」よね?

服を選ぶとき、観る映画を選ぶとき、そしてビジネスで新しいサービスやツールを展開するときも。

その「迷い」の中には、ほんの数秒で「まあ、どっちでもいいか」と消化できる軽い迷いもあれば、なぜか胸の奥がザワザワして、選択した後にまで引きずる重い迷いもあるわけで。

今回の「フィッシュか、チーズか」という葛藤は、一見すると単なるメニューの微調整に思える。

しかしだな、僕の脳内をじっくりと観察してみると、まったく質の異なる二つの「悩みモード」が、目まぐるしく入れ替わっていることに気づくのだよ。

なぜ人間は、目の前にある同じ選択肢に対して、これほどまでに混乱するのか?ってね。

その原因は、僕たちが「どの視点(階層)で選択肢を見ているか」という頭の中のギアチェンジを、自分自身で瞬時に言語化できていないからではないか?

このレジ前での葛藤を紐解いていくと、僕たちの脳は「微差の悩み」と「巨差の悩み」という、まったく別次元のバトルフィールドを行き来していることが分かってくる。

どういうことかというと、まず一つ目のバトルフィールド。

それが「微差の悩み」だ。これは言わば、同じ土俵の上で行われる「スペック比較」。

マクドナルドの同一カテゴリ内で、どちらの満足度が高いかを電卓で弾いている状態だ。

比較軸は極めて単純。具体的でわかりやすい。味覚の方向性、カロリー、今の空腹具合、そしてコストパフォーマンスみたいなものだね。

脳内の独り言をトレースしてみよう。「今日はあっさりした白身魚に、あの甘酸っぱいタルタルソースを絡めたい気分か?

それとも、肉の旨味と濃厚なチェダーチーズが溶け合うガッツリ感を求めているのか?」という、

ほぼ同レベルの選択肢を並列に並べて評価している状態なんだよね。

で、この「微差の悩み」の特徴は、極めて平和だということ。

なぜなら、フィッシュを選ぼうがチーズを選ぼうが、「マックでランチを済ませてお腹を満たす」という全体の構造や、得られる体験の振れ幅には大した差が出ないことを、脳が最初から理解しているから。

どちらを選んでも、満足度の針が振り切れることもなければ、絶望的な後悔に苛まれることもない。

A案でもB案でも大火傷はしない、平和で安全なスペック比較。それが「微差の悩み」である。

ところがね、恐ろしいのはここからなのだよ。

僕たちの脳は、同じ「フィッシュか、チーズか」という言葉を使いながら、

いつの間にか二つ目のバトルフィールド、「巨差の悩み」へと勝手にシフトしてしまうことに気づいたんだよ。

「巨差の悩み」というのは、単なる食材の違いの比較ではなくて、背景にある「文脈(コンテキスト)」や「自分自身のアイデンティティ」を選択させられている状態のこと。

比較軸は一気に抽象化されるわけよ。

「さっぱり上品で、どこか洗練された大人っぽい選択」を取るか、

それとも「ジャンクで無骨、人間の本能的な欲望に直球で従う選択」を取るか。

フィッシュバーガーを選ぶときの脳内を覗いてみてほしいんだけど、

そこには「今日の僕は、油ギッシュな日常から少し距離を置き、落ち着いた大人として静かにランチを楽しみたい」という、一種の免罪符を求める心理が働いている。

白身魚とタルタルソースという、マックのラインナップの中では異彩を放つ「洋食的な上品さ」に、自分の今日のスタンスを託しているのだ。

一方でだよ?チーズバーガーを選ぶときの脳内はどうなると思う?

「細かいことはどうでもいい! 俺は今、ジャンクフードを食べにマックに来たんだ!

濃厚な塩分と油脂を脳内にぶち込んで、手っ取り早く快楽を得たいんだ!」という、剥き出しの欲求に素直に従う自分がいる。

これはマクドナルドという帝国の、原点にして王道の選択だよ。

お分かりいただけます?

ここで争われているのは、「魚か肉か」というスペックではない、ね。

「今日、自分はどういうスタンスで生き、どういう気分で午後の時間を過ごしたいのか」という、人間の生き方や文脈の分岐点なのだよ。

目の前にある具体的なモノ(ハンバーガー)だけを見ていると、「単なる細部の違い」のように思えてくる。

けれど、その選択がもたらす抽象的な意味(食べた後の気分、午後への切り替え、自分への言い訳)に目を向けた瞬間、実は「真逆の体験」を突きつけられていることに気づく。

「どっちもマックのバーガーだし、腹が膨らめば同じだな」と機能面にフォーカスしているときは「微差」を感じ、

「さっぱりスマートにいくか、背徳的なジャンクに染まるか」と文脈にフォーカスしているときは「巨差」を感じる。

悩んでいる対象は寸分違わず同じなのに、脳みそが焦点を合わせている「次元(機能か、文脈か)」が勝手にスライドしているからこそ、

「単なる小腹の足しなのに、なぜか人生の重大局面のように思えてくる」という奇妙な感覚に陥るのだ。

そして、この「レジ前の小芝居」は、実は僕たちが普段身を置いているビジネスの世界と、寸分違わない。

ビジネスの現場ではよく「競合分析」や「ポジショニング」という言葉が飛び交うよね?

多くの人が陥る罠がまさにこれだ。

「自分が戦っているのは、どの階層の悩みなのか?」を見失ってしまうのである。

市場における競合には、大きく分けて二つの種類。

「カテゴリ内競合」と「カテゴリ間競合」だ。

「微差の悩み」にハマっている状態というのは、まさに「カテゴリ内競合」だ。商品と商品のスペック比較(Product vs Product)である。

「iPhoneの上位モデルにするか標準モデルにするか」「アサヒのビールにするかキリンのビールにするか」。

顧客の頭の中では、「スマホを買う」「ビールを飲む」という手段(フレーム)自体はすでに決定しており、その中の細かいバリエーションを選んでいるに過ぎない。

一方で、「巨差の悩み」にぶち当たっている状態は、「カテゴリ間競合(Alternative)」である。顧客が得たい「体験」や「価値の性質」そのものが真っ向からぶつかり合っている状態だ。

「東京から大阪に行くとき、新幹線に乗るか、それともオンライン会議で済ませて移動自体を無くすか」「休日の午後に、本を買ってカフェで読むか、映画館に飛び込むか」。

フィッシュとチーズの葛藤もまさにこれで、「和食的なあっさりした上品な体験」を買うか、

「アメリカンなジャンクで強烈な体験」を買うかという、まったく異なる感情の欲望同士が、

マクドナルドという一つの店舗の中で激突しているのだ。

これをハーバード・ビジネス・スクールのクレイトン・クリステンセン教授が提唱した「Job to be Done(顧客が片付けるべき用事)」という有名な理論で説明するとしよう。

さらに見通しが良くなるはずだ。

顧客はね、単に「肉や魚」というプロダクトそのものを買いにお金を払っているのではない。

それを選択し、口に含み、胃袋に流し込んだ結果として得られる「感情や状態(Job)」を雇っているのだ。

「手軽にお腹を満たしたい」という機能的なJobを処理しているときは、フィッシュだろうがチーズだろうが、ぶっちゃけ差は小さい。

しかし、「午後の憂鬱な仕事に向けて、気分をガラリと切り替えたい」とか、「最近カロリーオーバー気味だから、

少し罪悪感を減らして自分を許したい」といった感情的・社会的Jobを処理しようとしているとき、

二つのバーガーはまったく別の役割を担う「別の商品」へと変貌する。

100円台から400円台のバーガーひとつであっても、顧客が頭の中で解決しようとしている「Job」が異なれば、それはビジネス上、まったく別の市場が存在していることを意味するのだ。

さらに言えば、ここにはビジネス戦略の核心である「トレードオフ(何を選び、何を捨てるか)」の構造が見事に凝縮されている。

フィッシュバーガーを選ぶということは、「ジャンクフード特有の強烈なパンチ力」を潔く捨てる代わりに、

「罪悪感の少なさとタルタルソースの繊細な味わい」を取るという戦略的撤退と獲得を行っている。

チーズバーガーを選ぶということは、「スマートさや軽やかさ」をゴミ箱に投げ捨てる代わりに、「圧倒的な王道感と、油脂と塩分がもたらす脳直結の快楽」を取るという割り切りを行っている。

どっちも立てようとする「万能なバーガー」なんてものは存在しないし、もし作ろうとすれば「魚と肉とチーズとタルタルを全部挟んだ、謎の不協和音パン」が出来上がって終わりだ。

フィッシュもチーズも、尖ったトレードオフを受け入れているからこそ、何十年もの間、定番として愛され続けている。

細部を悩んでいるときの脳は「どっちが得か」という足し算の計算をしているが、大きな差を悩んでいるときの脳は「どちらのトレードオフ(代償)を受け入れるか」という覚悟の選択をしている。

ビジネスの現場でも、自社プロダクトのスペック差や機能の多さ(細部)ばかりを気にして競合と泥沼の殴り合いをしているチームと、

「自分たちは顧客のどんな文脈や体験(大きな差)を奪いに行っているのか」

を冷徹に見極めているチームとでは、繰り出される戦略も、ランディングページのコピーライティングも、雲泥の差が出てしまうのは当然の理と言えるだろう?

さて、ここまでの話を振り返りながら、僕たちが日々の仕事やものづくり、あるいは戦略を練る上で持ち帰るべき「本質的な教訓」を整理してみようと思う。

第一に、「表面上の競合」と「心の中の本当の競合」は違うということだ。

顧客が目の前で二つの選択肢を前にしてフリーズしているとき、スペックや機能の優劣(魚か肉か)だけをアピールしても、心には1ミリも刺さらない。

顧客が本当に迷っている理由は、スペックの差ではなく、

「それを選択した後に、自分がどんな状態になっているか(文脈)」

だからだ。

もしあなたが自社サービスのライバルを定義するとき、同業他社ばかりを意識しているなら要注意だよ。

顧客がその時々に持ち込む感情や文脈の代替手段まで視野を広げなければならない。

あなたが売っている高機能な業務管理SaaSの本当の競合は、他社のSaaSではなく「長年使い慣れたExcelを愛する職人社員の抵抗感」かもしれないよ?

第二に、「選択のストレス」の正体を理解して、親切な導線を敷いてあげることだよ。

顧客が「文脈の選択(巨差の悩み)」で迷っているとき、脳のエネルギーは猛烈に消費されている。

「自分は今、どういう体験を取るべきなのか」という判断基準そのものがブレているからね。

だからこそ、売り手側がやるべきことは、商品をズラリと並べて「さあ選んでください」と丸投げすることではない。

「こういう気分や状況の人にはこれ」「こういう価値観を重視するならこれ」というフレーム(判定軸)を先に提示してあげることだ。

提案書やWebサイトで、長々とした機能比較表を見せる前に、「あなたが今置かれている状況がAならこちら、Bならこちらです」と軸をビシッと示してあげれば、顧客の選択コストは劇的に下がり、スムーズな意思決定へと導くことができる。

第三に、トレードオフ(捨てたもの)にこそ、ユーザーの熱狂が宿るということ。

すべての人を満足させようとする「良い子ちゃんプロダクト」は、結局のところ誰にとっても「どっちでもいい微差の選択肢」に成り下がってしまう。

「これを捨ててでも、この体験を尖らせる」という明確な割り切りがあって初めて、顧客の文脈に刺さる「決定的な差」が生まれるもの。

何かを捨てる恐怖に打ち勝ち、トレードオフを受け入れること。

それこそが、強いブランドやプロダクトを生み出す道のひとつであろう。

そして第四に、日常の小さな違和感や「迷い」を観察する、メタ認知の視点を持つこと。

「なぜ自分は今、マックのレジ前でこんなに真剣に迷っているんだろう?」

という、一見するとくだらない日常の引っかかり。

それを「あー迷った迷った、お腹すいた」と流してしまわずに、「待てよ、この迷いの構造はどうなっているんだ?」と一段高い視点から観察し、抽象化してビジネスの構造へ引き寄せてみる。

自分自身が消費者として感じた「欲求」「迷い」「妥協」「決定」のプロセスを客観的にトレードするこの思考トレースこそが、どんなビジネス書を読むよりも生々しく、強力なケーススタディになる。

……と、ここまで一気に思考を巡らせ、頭の中で華麗なビジネス論文を書き上げたところで、

ふと現実に引き戻された。

ハッと息を呑み、視線を下に落とすと、そこにはレジのお姉さんが優しく、しかしどこか引きつった笑顔で僕を見つめていた。

「ご注文はお決まりでしょうか……?」

しまった。僕の後ろには、いつの間にか三人ほどの客が列を作り、静かなプレッシャーを放っている。

僕の頭の中では、顧客心理の深い考察と市場構造のメタ認知が繰り広げられていたわけだが、

現実世界の僕といえば、ただただマックのレジ前でメニューを睨みつけたまま数十秒間フリーズしていた「ヤバいおっさん」に過ぎなかったのだ。

冷や汗が背中を伝う。脳内の論理構築に全パワーを使い果たした僕の口から出たのは、直前に考えていた「大人な選択」でも「王道のジャンク」でもない、まったく別の言葉だった。

「あ、えーっと……ダブルチーズバーガーのセットで!」

結局、欲望と油脂の直球勝負に惨敗した。

トレーを受け取り、二階の席へ向かう階段を上りながら、僕はひとり苦笑いする。

人間なんてものは、どれだけ頭の中で高尚な理論をこねくり回したところで、土壇場になればその瞬間のいちばん生々しい欲求に流される生き物なのだ、と。

そして、それすらも織り込み済みで設計されているからこそ、マクドナルドのビジネスは強いのである。

席につき、包み紙を破ってダブルチーズバーガーを一口かじる。

強烈な塩気とチーズのコクが口いっぱいに広がり、「うん、うん。まあ、今日のところはこれで大正解だったな」と、僕は一人で大きく頷いたのだった。

……さて。 「考える」とは論理的に答えを導くことであり、「迷う」とは複数の選択肢から決めかねることだとするならば。

今の僕の状況はどうか? そもそも選択肢……無いわー。(苦笑)

答えが出ないままプロンプト開示・非開示の狭間で、同じ場所をぐるぐると堂々巡りしているだけ。 

資料を横に置いて常時参照する「常駐型」のGPTsと、必要な時だけ能力を呼び出す「スキル/プラグイン型」。

困ったなあ。ビジネス論までぶち上げておいて、結局自分が一番レジ前でフリーズしとるやないか!

ま、いつものご愛嬌でござるな!(笑)


【余談】

来たー! Times(タイムズ)の流出ニュース、最大660万件超えの大惨事!

前回「FDE(Forward Deployed Engineer)」の胡散臭さをちょっとイジったりもしたけれど、前言撤回!

今こそ、あの方たちの出番なんじゃないのですか?!

これほど華々しく名乗りを上げるチャンス(被害に遭ったタイムズ側(むしろ顧客)からすればそれどころじゃないけれど)なんて、そうそうないわ。

もう降下してんのかな?!

今頃、FDEの猛者たちがパラシュートを背負って、タイムズのサーバー室に降下している最中だったりするのかな?

これこそまさに「パラシュート部隊」たる本物のFDEが、その圧倒的な技術力で戦況をひっくり返すべき「本物の修羅場」じゃないですか!

タイムズカーを運営するパーク24で発生した、最大660万件(うち運転免許証などの画像データが約160万件)っていう大規模な個人情報漏洩事案?

日本中がザワついている、まさに今一番タイムリーで深刻な大炎上案件だよお!

ここからは僕の完全な妄想だけれど、本物のFDEなら、

老朽化したフレームワークの脆弱性やシステムの放置といった泥臭い現実を、現場のコードを直接読み解いてその場で一瞬で見抜いて、

24時間不眠不休でパッチを当てまくり、システムの全容をハックして次の攻撃を完全に無力化する防壁を「その場で」組み上げて、

さらには、流出した160万件もの免許証画像をもとに、ディープフェイクやAIを使ったフィッシング詐欺などの二次被害が起きることは火を見るより明らかなんだから、

それらを未然に防ぐ「迎撃システム」だって爆速で構築とかするのかな?

型通りのお詫びメールを送信するような雑務(それも大事だけどさ!)にとどまらず、

顧客が巧妙な詐欺に騙されないための検知システムとか、万が一悪用された際の即時アラートシステムなんかを、

手元の技術だけで最速立ち上げ、顧客の盾となってフロントラインに立つ。

そんな戦い方をするのかな?(妄想レベル低いけど)

いやあ、熱い。熱いぞ。これは。

漢(オトコ)のロマンだ。

こういう現場って、「綺麗な生成AIのデモ」を見せて拍手を浴びるような、ぬくぬくとした「お庭」ではない。

飛び交っているのは、ユーザーからの激しい怒り、ブランドの失墜、株価の急落、そして長年放置されてきたレガシーシステムという「本物の弾丸」だ。

求められているのは、バズワードで身を飾っただけの口達者なコンサルではない。

泥沼の戦場に自ら飛び込み、泥と油にまみれながら技術力と当事者意識だけで強引に解決に導く「本物の泥臭いエンジニア」だ。

……と熱くなってしまったので、気になって本家の「パランティア社(Palantir)」について少し調べてみたんだけどさ。

そもそもFDE(Forward Deployed Engineer)という概念は、米国のデータ分析企業Palantirが提唱して広めたもので、

その定義って「顧客の現場(最前線)に深く入り込み、ビジネス課題の発見からシステムの実装、運用定着、成果創出までを一貫して担うエンジニア」のことらしい。

しかもPalantirの顧客って、CIA、NSA、FBIといった情報機関とか、米軍の特殊作戦部隊。

テロリストの追跡や戦場のリアルタイムデータ分析など、文字通り「命がけの最前線」を請け負ってきた凄腕っていうかヤベー企業じゃねえか。

これぞまさに、「Forward」の「F」に込められた本質ではありませんか!

元々はさ、軍事用語が由来でよく戦争の本に言葉は出てくるのよ。「前方展開(部隊を前線基地に配置すること)」って。

従来のエンジニアのように自社の快適なオフィスに引きこもるのではなく、顧客の戦場へ直接乗り込んで即座に課題を叩き潰す役割なんだそう。

ねえ、この絶望的な局面でタイムズに乗り込み、鮮やかに戦況をひっくり返す。これこそが本物のFDEでしょ?

いつ行くの?今でしょ!

ナウ(今)こそターン(出番)ですぞ!ジャパンのFDE!バトルリザルト(戦果)をエクスペクト(期待)しておりますぞ!どうかフォーチュン・イン・バトル(ご武運)を!

って…インフォメーション・リーク(情報漏洩)にイレギュラーアクセス(不正アクセス)のケース(事案)!タイムズオンリーじゃねえじゃねえか!


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