AIでSNS画像を作ると、なぜ毎回ちょっと違う?投稿の統一感を保つために必要なこと

記事
デザイン・イラスト
いつもありがとうございます。
WEB・グラフィックデザイナーのノマキエデザインです。

最近は、SNS投稿用の画像をAIで作る機会も増えてきました。

文章で指示するだけで、
・レイアウト
・配色
・写真やイラスト
・装飾
・全体の雰囲気
までまとめて提案してくれるので、とても便利です。

1枚だけを見ると、「かなりそれっぽくできている」
と感じることもあります。

ただ、何枚か続けて作ってみると、
「なんとなく毎回ちょっと違う
ということがあります。

今回は、AIでSNS投稿画像を継続して作るときに起こりやすい、見た目のばらつきについて書いてみます。

1枚ごとは整っているのに、並べるとばらばらに見える

AIで作った投稿画像は、1枚ずつ見るときれいにまとまっていることがあります。

しかし、複数の投稿を並べると、
・ロゴの位置が毎回違う
・ロゴの大きさが変わる
・色味が少しずつ違う
・フォントの雰囲気が変わる
・余白の取り方が違う
・写真のテイストが揃わない
・装飾の量が毎回違う
といったズレが見えてくることがあります。

単体では問題なくても、SNSのプロフィール画面などで一覧表示すると、
「同じ会社の投稿に見えにくい」
という状態になることがあります。

AIは「今回の指示に合う1枚」を作るのが得意

これは、AIが使えないという話ではありません。
むしろAIは、「今回の内容に合う見た目を作る」ことが得意です。

たとえば、
「高級感のある雰囲気で」
「親しみやすく」
「女性向けに柔らかく」
「ビジネス向けに信頼感を出して」
と指示すれば、その内容に合う新しい見た目を作ってくれます。

ただし、継続的なSNS運用で必要なのは、
毎回それっぽく作ることだけではなく、
前回までと揃えることです。

ここが、単発の画像制作と継続運用の違いです。

ブランド運用では「変えない部分」を先に決める

SNS投稿を継続するなら、
「毎回どこを揃えるか」
を先に決めておくと安定しやすくなります。

たとえば、
・ロゴの位置
・ロゴの大きさ
・メインカラー
・サブカラー
・使用フォント
・見出しの大きさ
・余白の取り方
・角丸の強さ
・線の太さ
・写真の方向性
・イラストのテイスト
・装飾の量
などです。

すべてを細かく決める必要はありません。
まずは、「ここだけは毎回変えない
という要素を数個決めるだけでも、全体の印象はかなり揃いやすくなります。

ロゴは毎回AIに作らせない方が安定する

ブランドとして使用している正式なロゴがある場合は、AIに毎回作り直してもらうより、正式なロゴデータを使う方が安定します。

AIへ、「このブランドのロゴを入れて」
と指示すると、似た雰囲気ではあっても、
・形が少し違う
・文字の太さが違う
・色が違う
・配置が違う
といったことが起こる場合があります。

ブランドとして大切なのは、
「似たロゴ」ではなく、「同じロゴ」を使うことです。

AIで背景やレイアウト案を作り、最後に正式なロゴを配置する方法もあります。

フォントや写真の方向性も揃えておく

フォントも、投稿全体の印象を大きく左右します。
毎回違う雰囲気のフォントを使うと、
・ある投稿は高級感がある
・次の投稿はポップ
・その次は手書き風
というように、ブランドの印象が変わって見えることがあります。

写真も同じです。
・明るい写真
・暗めで高級感のある写真
・人物中心
・商品中心
・イラスト中心
など、方向性をある程度揃えておくと、投稿全体にまとまりが出ます。

AIへ毎回その場の指示だけを渡すより、
「このブランドではこういう雰囲気を使う」
という基準を先に作っておく方が継続運用には向いています。

AIに全部任せなくてもいい

AIを使うからといって、画像の最初から最後まで全部AIに任せる必要はありません。

たとえば、
・構成案だけAIに出してもらう
・背景画像だけ生成してもらう
・写真の代わりになるイメージを作ってもらう
・キャッチコピー案を考えてもらう
・文章を短く整理してもらう
という使い方もできます。

その後、
・正式なロゴを入れる
・フォントを揃える
・色を調整する
・余白を整える
・文字情報を確認する
という仕上げを人が行います。

AIの得意な部分だけを使う方が、継続運用では扱いやすいこともあります。

完成した1枚だけではなく、並べて確認する

SNS投稿画像では、
1枚だけを見て完成と判断しない
ことも大切です。

Instagramなどでは、投稿が一覧で並びます。
そのため、
・過去の投稿と色味が違いすぎないか
・ロゴ位置が揃っているか
・文字量のバランスが極端に違わないか
・写真の雰囲気が大きく変わっていないか
・全体として同じブランドに見えるか
を並べて確認すると、ズレに気づきやすくなります。

単体ではきれいでも、並べると違和感が出る。
これはAI制作に限らず、通常のデザインでも同じです。

AIで作る工程と、ブランドとして揃える工程は別

AIを使えば、SNS画像制作のハードルはかなり下がりました。
これまでデザインソフトが必要だった作業も、文章だけで形にできる場面が増えています。

ただし、継続的な発信では、
画像を作ることと、ブランドを揃えることは別の作業です。

AIが作った画像をそのまま使うのではなく、
・正式なロゴになっているか
・色が揃っているか
・フォントが揃っているか
・余白の感覚が揃っているか
・写真やイラストの方向性が合っているか
を最後に確認する必要があります。

AIに「作ってもらう」だけではなく、
最後にブランドとして整える
という工程が必要になります。

まとめ

AIでSNS投稿画像を作ると、1枚ごとにはきれいにまとまっていても、継続して作るうちに、
・ロゴ
・色
・フォント
・余白
・写真
・装飾
・全体の雰囲気
が少しずつ変わることがあります。

AIは、「今回の指示に合う見た目を作ること」が得意です。
一方で、ブランド運用では、「前回までと同じルールを守ること」も必要です。

そのため、
・変えない要素を先に決める
・正式なロゴを使う
・フォントや色のルールを作る
・写真やイラストの方向性を決める
・最後に複数投稿を並べて確認する
といった工程が大切になります。

AIで作ること自体は、とても便利です。
ただ、継続運用では、作ることより、揃えること。

そこまで含めて整えることで、AIをブランド運用にも使いやすくなると考えています。

ノマキエデザインでは、AIで作成した画像について、
・複数投稿の雰囲気を揃えたい
・正式なロゴや色へ整えたい
・フォントや余白のルールを作りたい
・SNSや広告で継続して使いやすい形へ整えたい
といったご相談にも対応しています。

AIで作ったものをそのまま使うだけでなく、継続運用しやすい形へ整えたい場合は、お気軽にご相談ください。



サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す