私の一歩は、自分を変えることではなかった

私の一歩は、自分を変えることではなかった

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朝方、ふと思った。

今でこそ私は、
誰かに話すことで気持ちが軽くなったり、
頭の中が整理できたりすることを知っている。

でも、昔の私は違った。

自分のことを誰かに話すなんて、
そんな恐ろしいこと、できなかった。

……というより、
したくなかった。

だって、
きっと誰もわかってくれるはずがない。

話したらきっと、
「やっぱり私は人と違うんだ」
「私は変わり者なんだ」
「なんて最低な自分なんだ」

そんなふうに、
自分の惨めさを思い知らされるだけ。

ずっと、そんなふうに思っていた。

でも、心の学びをする中で、
それが「投影」でもあることを知った。

私の中にある思い込みを、
「さぁ、良いものに書き換えましょう!」

そんなふうに、
前向きに取り組んだこともあった。

救われたい。

その思いで、
必死だった。

ところが……

やればやるほど、
しんどい。

頑張れば頑張るほど、
苦しくなっていった。

そんな時、
私が試してみたのが

「手放す」

ということだった。

たとえば、

「私はたくさんの人に理解されます。」

……うーーーん。

信じられない。
無理でしょ。
しんどい。

だったら、

「私は、誰にも理解されないと思っている気持ちを手放します。」

……うん。

こっちのほうが、しっくりくる。

「理解される自分にならなきゃ」
ではなく、

「理解されないと思っている自分がいるんだね」
と、ただ気づいて、
その気持ちを手放していく。

それだけで、
少しずつ心が軽くなり始めた。

無理に前向きにならなくてもいい。
無理に思い込みを書き換えなくてもいい。

まずは、
今の自分が握りしめているものに気づく。

そして、

「もう、これは手放してもいいよ」

と、自分に許してあげる。

私の一歩は、
自分を変えることではなかった。

私の一歩は、
「手放すこと」だった。





誰かに話したい。
そんな気持ちに、そっと寄り添います。
あなたの心の声を聴かせてください。
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