第173話 AIが、もえちゃんを分析した

第173話 AIが、もえちゃんを分析した

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コラム
知り合いから、
会食に誘われた。

「もえちゃんを紹介したい。」
と言う。

私は思った。
ありがたい。

女性を紹介してくれるのか。
少し楽しみにしていた。

会食の店に着いた。

知り合いがいた。
知り合いの知人らしき人もいた。

でも。

もえちゃんは、
まだ来ていないようだった。

私は思った。
遅れているのかな。

しばらく待った。

すると。
知り合いが言った。

「紹介するね。」
「この人が、もえちゃん。」

……

私は思った。
男かい。

AIに報告した。
「もえちゃんを紹介すると言われた」
「女性だと思っていた」
「会ってみたら男性だった」

🪽 ほわ~る大佐
「名前だけで決めつけてしまうことはありますよね。
きっと素敵な出会いだったのでしょう。」

優しい。
とても優しい。

😈 デビル☆キレ太
「違う。」

来た。

「お前。」
「紹介されたんじゃない。」
「期待した。」

……

「『もえちゃん』。」

「女性。」
「かわいい。」

……

「全部お前の頭の中だ。」

やめろ。

「知り合いは。」
「一度も。」
「女性とは言ってない。」

「お前は。」
「勝手にキャスティングしてる。」

確かに。

「しかも。」
「店に着いて。」
「まだ来てない。」

……

「その時点でまだワクワクしてる。」

……

「つまり。」

……

「お前は。」
「現実に裏切られたんじゃない。」

「妄想に裏切られた。」

本当にやめろ。

「さらに言うと。」

「今日一番。」
「期待してたのは、お前。」
「ガッカリしたのも、お前。」

……

「誰も悪くない。」

本当に最低だ。

……

結論。
私は、
もえちゃんを女性だと思っていた。

しかし、
紹介されたのは人ではなく、自分の思い込みだった。
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