"あなたへのメッセージ”の持つパワー

"あなたへのメッセージ”の持つパワー

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マーケティング的にも、販促物などに特定のターゲットを意識した文言を載せる方法は有名ですね。

例えばターゲットに向けた直接のメッセージ。

「脂肪が多くてお困りの40代の女性の皆様!」
「日中眠くて仕方ない働き盛りの男性!」
などです。

潜在的・顕在的に悩みがある人たちに「あ、わたしのことだ」と思わせる。

つい先日わたしがその「あなたへのメッセージ」に射抜かれて即購入してしまうことがありました。

私自身はチラシを制作する側なので、そうそうその類のメッセージには引っかからないだろうなという思いがありました。

だけど、ドキューン!と強烈にやられちゃったんですね。

それでその「あなたへのメッセージ」の強烈なパワーを再認識したわけです。

その商品がこちら。

IMG_2949.JPG

画像が横ですいません。1983年の「ラブコメ青春」少年サンデーです。

まず何に最初惹かれたかというと、小さい頃わたしをオタクにした「うる星やつら」と「タッチ」が表紙に載っています。

そんな漫画が表紙に載ってるんだから、気を引かれるのは当たり前ですよね。

自分の甘酸っぱい思い出の漫画ですから。

ですがこの本を宣伝するために添えられた、小学館クリエイティブ書籍コミック部のメッセージがすごいんです。

それに「ドキューン!」でした。

まず秀逸なのが、そのメッセージが年代別に分かれています。

・1959年以前生まれの方へ
・1960-1970年代生まれの方へ
・1980年代生まれの方へ
・2000年以降生まれの方へ

わたしが射抜かれたメッセージは、まさにわたしの世代1960-1970年代生まれの方へのメッセージです。

それはこんな文言。

「まさに、あなたのためにあるような一冊です。いつも手元に置き、仕事や人生の壁にぶつかった時などの活力剤にしてください。」

たぶんその年代がメインターゲットなのでしょう、そこだけ背景色がついていました。

このメッセージにわたしの心は狂喜しました。

「わたしのためのメッセージだ!!」
「わたしに語りかけている!」

一気に胸がときめいて、キュンキュンするやら嬉しくってしょうがない。

ぶわーっと蘇る、小さい頃書店にあしげく通った思い出。

平積みされた「タッチ」にときめいた日々。

「うる星やつら」の映画にキュンキュンしたとき。

ラブコメの今も色褪せない甘酸っぱい記憶。

小学館は当時夢中になった世代の、そういった萌える気持ちをよーく知ってるんですね。

だからダイレクトにそのようなメッセージを送ってきた。

うまいなー、粋なだーと関心しました。

ここまでドキュンとやられたことはなかったので、改めて特定のターゲットに対するメッセージのパワーに驚いたわけです。

もちろん今回は80年代大御所アニメということで、超ビッグな商品であります。

認知度がない商品だとここまでの衝撃を与えることは難しいとは思いますが、一定の効果があることを自ら体感しました。

いやー、侮るなかれと思いました。















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