1.はじめに
SPI(セイリィング・プレッシャー・インジケータ)は「全ての売り板の変化」をリアルタイムに読み取る機能です。
言い換えると「売り圧の変化」を見える化する機能とも言えます。
売り圧の変化は「大口の意図」を顕著に示します。
意図が解かると「今、大口は何をしているのか」が見えてしまいます。
2.大口の意図を区分けする
大口の意図は大きく四つに区分されます。
(1) 買いポジションの積み上げ(押し目買いを含む)
①逆指値狩り (※1)
②売り板のフタ移動 (※2)
(2) 上昇開始のトリガー
(3) 上昇指向(上昇の局面)
(4) 利確(部分利確も含む)
(※1) 逆指値狩りについては以下の動画を参照ください。
開始から14分以降=> youtu.be/2oEnMtwzFJw
(※2) 売り板のフタ移動とは
大口が売り板に出す、ダマシの指値です。
これにより、個人の売り指値を下の価格に誘導します。
また、フタは必ずしも一つとは限りません。
どちらかと言うと複数の場合が多いです。
また、微妙な株数のため判断できないことがほとんどです。
(板で確認する必要はありません、SPIで判断できます)
3.SPI が示す意図別の特徴
(1) 買いポジションの積み上げ(押し目買いを含む)
① 逆指値狩りの代表例
【瞬間的な逆指値狩り】
(ポイント):大口の売りと買いが素早く入る。鋭い上向きスパイク発生。
【下値誘導型の逆指値狩り】
(ポイント):大口の売りが入ったのち、緩やかに減少を示す。
②売り板のフタ移動
【瞬間的なフタ移動】
(ポイント):同時に大口の買いは入らない。
(2) 上昇開始のトリガー
【典型的な開始トリガー】
(ポイント):大口の買いが入り、急激な減少後にも増加しない。
【ポジション積み上げ目的のパターン:トリガーではない】
(ポイント):トリガーに見える大口の買いが入り、急激な減少後に再度増加
する。
(3) 上昇指向(上昇の局面)
(ポイント):小さな上昇はすぐに買われ、全体的に減少傾向を示す。
(4) 利確(部分利確も含む)
(ポイント):折り返す様に、緩やかな上昇傾向に移行する。
4.売り板(売り圧)の増減の考え方 【 増減のモデル化 】
売り板(売り圧)が増減する要素は無数にあり、そのすべてを把握することは現実的には不可能です。
このため、ファインダーは、大口が意図する行動によって生じる、売り板の増減をモデル化(抽象化:単純化)し、以下のような考え方をします。
(1) 売り板の増加(売り圧力の増加)
① 大口の逆指値狩りに伴う、逆指値の露出による増加。
(特徴:急激な増加傾向を示す)
② 大口の利確に伴い、ポジションを持った個人の新規売り指値の増加。
(特徴:緩やかな増加傾向を示す)
③ 大口が売り板にフタをする。
(特徴:大口の売りが伴わない。急激な増加傾向を示す)
(2) 売り板の減少(売り圧力の減少)
① 大口の急激な買い上がりによる、売り板の減少。
(特徴:急激な減少傾向を示す)
② 大口が売り板のフタを外す。
(特徴:大口の買いが伴わない。急激な減少傾向を示す)
※急激な買い上がりと同時に行われるケースが多い
5.まとめ
SPI(セイリィング・プレッシャー・インジケータ)の基本部分について記載しました。
前述した見方や、考え方の基本をまずはマスターしてください。
これらの基本を組み合わせることにより、更にいろいろな大口の意図が見えるようになります。
また、ファインダーに搭載している他のインジケータを同時に見ることにより、確度が高い判断が可能になります。
疑問点がある場合は、お気軽にお問合せ下さい。
以 上