今日は、壁紙(クロス)の話です。
幅が約90cmのロールに巻いてあるクロスを天井から貼っていきます。
そうすると幅の約90cm間隔にクロスの境が出来ることになります。経年劣化でそのジョイント部分が目立ってきたり、浮いてきたりしてきます。
また、壁の施工は、石膏ボードの下地にボードの継ぎ目、ビスの跡を平らにするため、パテ処理というものを行った上でクロスを貼っていきます。
ボードの継ぎ目などに、寒冷紗や目地テープを使ったりする事もあります。使用する事によって、継ぎ目部分がより綺麗に仕上がります。
クロスのジョイント部分は、必ず発生します。腕のいい職人さんが施工したとしても、住宅環境(湿度、気密性など)の影響によってジョイントが目立ってきたりする可能性もあります。また、マンションによって、規模や階数などの要因から内装制限など法の制約があったり、施工するメーカーによって制限をかけていたりすることもありますので事前の確認が必要です。
最近は、物凄く薄いクロスも多く、人気でもありますが、私のお勧めは、出来るだけエンボスが効いていて、厚目のクロスを貼ることをお勧めします。そうする事によって、下地の凸凹を拾いにくくなります。
次回は、現場である事をお伝えします! それでは!