転職したほうがいいのか。
今の職場に残ったほうがいいのか。
迷っているとき、先に答えを知りたくなるのは自然なことです。
タロットを前にしても、「私はこれからどうなりますか?」と聞きたくなるかもしれません。
ただ、その問いを少し変えると、考えたいことが見えてくる場合があります。
未来を聞く前に、いまの迷いを分ける
たとえば、「転職したほうがいいですか?」という問い。
その中には、いくつもの気持ちが重なっています。
仕事内容を変えたい。
人間関係から離れたい。
収入を下げたくない。
疲れた体を休めたい。
同じ「辞めたい」でも、何がつらいのかによって、確かめることは変わります。
そこで、カードを引く前に、こう問い直してみます。
「私は、今の仕事の何を変えたいのだろう」
すぐに答えが出なくても構いません。まず、自分が何について迷っているのかを見つけるところから始めます。
自分が確かめられる問いにする
「次の職場で成功しますか?」と聞くだけでは、成功が何を指すのか、まだ曖昧です。
収入が増えることなのか。
無理なく働けることなのか。
経験を生かせることなのか。
自分にとっての成功を言葉にすると、問いも具体的になります。
「次の職場を選ぶとき、私が見落としやすい条件は何だろう」
カードから浮かんだ言葉を、そのまま結論にする必要はありません。
たとえば「余裕」が気になったなら、勤務時間や通勤時間を確認する。「支え」が気になったなら、入社後の教育体制を調べる。
カードをきっかけに浮かんだことを、現実の確認へつなげていきます。
相手の気持ちを決めつけない
人間関係では、「あの人は私をどう思っていますか?」と聞きたくなることもあります。
けれど、カードだけで相手の本心を確定することはできません。
そんなときは、自分が考えられる範囲へ問いを戻してみます。
「私は、相手のどの言動を気にしているのだろう」
「事実としてわかっていることと、想像していることは何だろう」
返事が短かった。それは、実際に起きたこと。
嫌われているに違いない。それは、まだ確かめていない解釈かもしれません。
この二つを分けるだけでも、次にどう接するかを考えやすくなります。
最後は、小さな行動へ
問いを整えても、迷いが一度になくなるとは限りません。
それでも、「どうなるかわからない」から「これを確かめてみよう」へ進めれば、次の一歩になります。
求人の勤務時間を一件確認する。
気になっていることを紙に書く。
今日は結論を出さず、休む。
私がタロットで大切にしたいのは、答えを急ぐ前に、迷いの中身を言葉にすることです。
いま抱えている「どうなりますか?」を、自分が確かめられる問いに変えるなら、どんな言葉になるでしょうか。
えんたく