競艇の過去のレースを自分で数えたいとき、公式サイトで出走表と結果を1レースずつ写すのは、1日12レースの1場分でも手間がかかります。
このブログで紹介するのは、ZEN AI LAB がココナラで出品している競艇の過去データ収集ツールです(画面上の名前は BoatData Collector Pro)。競艇の公開データを、期間と競艇場を選んでまとめて集め、パソコンにためて、Excel・CSV に書き出します。何か月分ものレースを自分で数えたい人の、集めて写す作業を減らす道具です。予想や買い目は出しません。
この記事の画面は、2026年11月7日に v0.11.0 を手元のパソコンで起動して撮りました。結果の画面は、以前に取得してあったデータで出しています。撮影のために取得ボタンは押しておらず、新しいデータは取っていません。
向く人・向かない人
迷ったら、自分に近い行を探してください。
こういう人には向く・向かない、をまとめるとこうなります。
・何か月分・何年分のレースを Excel で数えたい:向いています
・公式サイトを1レースずつ写す作業をやめたい:向いています
・今日のレースの出走表を見るだけ:要りません(公式サイトで足ります)
・予想や買い目を出してほしい:向きません(その機能はありません)
・2016年9月以前のレースが欲しい:足りません(保存できません)
・Mac で使いたい:使えません(Windows 用です)
集めたあとに数えるのは自分です。Excel のピボットテーブルや COUNTIFS を使ったことがない人は、そこで手間がかかります。
画面で見る使い方の流れ
起動すると、ためたデータの量が出る
zip を展開して、中の BoatDataCollectorPro.exe をダブルクリックすると起動します。Python のインストールは要りません。
v0.11.0 のホーム画面(2026年11月7日に撮影)
ホームには、手元にたまっているレースの数と、いちばん古い日・新しい日が出ます。この画面の数字は、ZEN AI LAB のパソコンに以前からある取得済みのデータのものです。2025年9月〜2026年7月は取得していないので、最古と最新の間に空白があります。「前回の取得が途中です」は、途中で終わった取得があることを知らせる表示で、続きから取り直せます。
左の列がメニューです。データ取得、データ出力、データベース、エラー / ログ、設定の5つの画面を行き来します。
期間と競艇場と、取るものを選ぶ
v0.11.0 のデータ取得の画面(2026年11月7日に撮影)
選ぶのは3つです。
1. 取得する期間(開始日と終了日)
2. 競艇場(24場から。「全場」で一度に選べます)
3. 取得するデータ(出走表・展示/直前情報・気象・結果・払戻)
v0.11.0 のデータ取得の画面・下側(2026年11月7日に撮影)
選んだら、画面の下の「取得内容を確認」で、これから取る件数を見てから「取得開始」を押します。オッズは初期設定では取りません。取りたいときは「オッズも取得する」にチェックを入れ、確認の画面で同意します。
一度取った日は、初期設定では取り直しません。ZEN AI LAB が開発中に行った試験の記録(配布物には入っていません)では、2026年8月の1か月・24場・4,944レースの取得に390.7秒かかり、同じ期間をもう一度指定したときの通信は0回でした。回線や時期で時間は変わります。
何がどれだけたまったかを見る
v0.11.0 のデータベースの画面(2026年11月7日に撮影)
たまったレース数、艇ごとの行数、払戻の件数、収録期間が出ます。下の「レース検索」では、日付と場とレース番号で1レースを探せます。「データ品質」の欄には、そろって取れたレースと、一部が欠けたレースの数が出ます。どこまで集めたかを自分で覚えておかなくても、ここを見れば分かります。
容量の目安にもなります。この画面のデータは、53,808レースで1711.03MB でした(オッズの一部を含む)。何年分もためるなら、パソコンの空き容量を先に見ておくと安心です。
Excel か CSV に書き出す
ためたデータは、期間と競艇場を選び直して書き出します。形は「レースごとに1行」と「艇ごとに1行」から選べます。自分で数えるなら、艇ごとに1行が扱いやすいです。
v0.11.0 のデータ出力の画面(2026年11月7日に撮影)
撮影では、2026年9月1日の住之江だけを、艇ごとに1行で書き出しました。12レースで、艇ごとの行が72行、払戻が120行でした。Excel で書き出すと、1つのファイルに「艇別データ」「払戻」「取得品質」「出力情報」の4つのシートが入ります。CSV にすると、艇別と払戻が別々のファイルになります。
v0.11.0 で書き出した CSV をメモ帳で開いた画面(2026年11月7日に撮影・1行目の列名だけを切り抜き)
艇ごとの CSV は51列でした。日付・場・レース番号、選手の全国勝率・当地勝率、モーターとボートの2連率、展示タイム、気象、実際の進入コース、着順、決まり手などが1行に入ります。払戻の CSV は10列で、券種・組番・払戻金・人気が入ります。
書き出したあとは、たとえば次のように数えられます。
1. 展示タイムの列(exhibition_time)でレースごとに順位を付け、その順位ごとに着順(finish_position)の回数を数える
2. 場と月ごとに、決まり手の回数を数える
3. 実際の進入コース(actual_course)ごとに、1着になった回数を数える
ZEN AI LAB も、同じツールの自社用のコマンド版で2026年9月28日に、2023年1月1日〜2026年9月27日の1,366日・210,600レースを集め、自社の集計に使っています。
保存先と通信の間隔を変える
v0.11.0 の設定の画面(2026年11月7日に撮影)
データベースと書き出しの保存先、通信の待ち時間と間隔を変えられます。初めて使うなら、ここは触らなくて大丈夫です。取得したデータは、Windows のユーザーごとのフォルダ(%LOCALAPPDATA% の中の BoatData Collector Pro)にたまります。ログインやアカウント登録、ライセンスキーの入力はありません。
できること・できないこと
出品ページ(2026年11月7日に閲覧)と配布版 v0.11.0 の画面・取得の記録から ZEN AI LAB が作った表
・予想・買い目の提示・自動投票はしません。集計や分析の結果も出しません。数えるのは書き出したあとの自分です
・保存できるのは2016年10月1日のレースからです。2026年11月4日に試したところ、2016年10月1日は156レースが保存でき、2015年などの日は1件も保存されませんでした。取得元に、それより前の日の結果ファイルがないためです
・データの正確さ・そろい方は保証していません。公式サイトや BOATRACE とは関係のない、非公式のツールです
動く環境
・動作環境は Windows 11(64bit)です。ZEN AI LAB で動作を確かめたのは Windows 11 で、Windows 10 の実機では確かめていません(出品ページも同じ書き方です)
・Mac・Linux では動きません
・インターネット接続は、データを取得するときだけ要ります
・電子署名のないアプリなので、初回の起動で Windows の確認画面(SmartScreen)が出ることがあります
ココナラで購入してから使い始めるまで
1. 出品ページで、内容・価格・動作環境を確かめて購入する
2. トークルームで、セットアップの方法と基本の操作の案内を受け取る
3. 案内に従ってファイルを受け取り、すべて展開して、BoatDataCollectorPro.exe を起動する
4. データ取得の画面で期間と競艇場を選び、「取得内容を確認」→「取得開始」
5. データ出力の画面で、Excel・CSV に書き出す
6. 起動できたことを確かめてから、トークルームで取引を終える
出品ページの表示(2026年11月7日)
・価格:6,000円
・動作環境:Windows 11(64bit)で動作確認済み(Windows 10 は未確認)
・お届け日数:1日(予定)
・評価:5.0(2件)・販売実績:2件
出品ページにも、予想ソフトではないこと、結果や利益を保証しないこと、取得データの正確性・完全性を保証しないことが書いてあります。動作環境やデータの範囲で迷ったら、購入の前に出品ページから質問できます。価格や表示は変わることがあるので、購入の前に出品ページで確かめてください。
競艇の過去データ収集・Excel出力ツール(出品ページ)